Kurage 質問主意書アシスト

ことばで探す › 参議院 第113回

マグネシウムの摂取に関する質問

参議院 第113回 第14号

提出者
参議院
提出日
1988年10月14日
内閣転送 1988年10月19日
答弁書受領日
1988年10月25日
提出から11日
答弁の項目数
3
質問 842字/答弁 452字

質問本文

マグネシウムの摂取に関する質問主意書

近年、国民の栄養状態は著しく改善されているが、その一方で、食生活の洋風化による脂肪の過剰摂取や加工食品の増加による栄養バランスの偏り等が問題点として言われている。

二十一世紀の本格的な高齢化社会を目前にした今日、食品の適正な摂取は、国民の健康の維持増進や成人病の予防という観点からも、極めて重要な意味を持つことは、述べるまでもない。

しかし、飽食の時代、グルメブームという状況の中で、食品の過度の精製加工による微量栄養素、特にマグネシウムの欠乏が、成人病の一因として極めて憂慮さるべき状態にあるとの指摘が、多くの学者等からなされている。にもかかわらず、厚生省の国民栄養調査にも、科学技術庁の食品成分表にもこれは含まれておらず、調査・研究も大きく立ち後れているのが現状である。

そこで、以下について質問する。

一 国民の栄養の現状、特に各種ミネラルの摂取状況について、政府はどのような認識をもつているのか。

二 多くの医学者や栄養学者等から、マグネシウムの欠乏は、高血圧、心臓病さらには、糖尿病、腎臓結石等の成人病の誘因となるとの警告がなされているが、政府はマグネシウムの生体における重要性をどのように認識しているのか。

三 科学技術庁は、同庁資源調査会作成の「日本食品標準成分表」にマグネシウム等の無機質を加えることの検討を開始するようであるが、今後の見通しと検討の目途を示されたい。特にマグネシウムについては、一刻も早く同成分表に加えるとともに、国民栄養調査においても、その摂取量を把握すべきであると思うがどうか。

四 昭和五十四年、五十九年の日本人の栄養所要量の改訂の際には、マグネシウムについてもその必要量を検討したが、所要量として示すまでには至らなかつたようである。現在、厚生省の第四次改訂日本人の栄養所要量策定準備委員会のミネラル委員会において、六十四年改訂の検討を行つているようであるが、その進捗状況と見通しを伺いたい。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一について

国民が健康な生活を営むために一日に摂取することが望ましいエネルギー及び各種の重要な栄養素については、「日本人の栄養所要量」においてカルシウムなどの無機質を含めその所要量を定めており、我が国国民の平均的な栄養の摂取量は、当該所要量とほぼ同じか又はこれを上回る水準となつている。

二及び三について

マグネシウムは、生体の代謝にかかわる各種酵素の構成要素として生体の維持に必要な元素であると認識しており、「日本食品標準成分表」についても、マグネシウムを含む無機質の分析を来年度から二箇年計画で行う方向で検討を進めているところである。

また、国民栄養調査においては、「日本食品標準成分表」を用いて、各種の栄養素等の摂取状況を算出しており、「日本食品標準成分表」にマグネシウムが組み込まれた場合には、その摂取状況の算出を併せて行うこととしている。

四について

「日本人の栄養所要量」については、マグネシウムの取扱いを含め、現在その改定のための検討を行つており、来年度に結論を取りまとめることとしている。

参議院の原文

似た質問主意書

件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。

提出 2018年6月22日 中島 克仁(無所属) 答弁 2018年7月3日
衆議院 第196回 第404号趣旨が明らかではない ×1
提出 2022年12月1日 井坂 信彦(立憲民主党・無所属) 答弁 2022年12月13日
提出 2018年6月22日 中島 克仁(無所属) 答弁 2018年7月3日
衆議院 第196回 第405号
提出 1986年12月2日 藤田スミ 答弁 1986年12月12日
衆議院 第107回 第22号
提出 1988年4月16日 岩佐恵美 答弁 1988年4月26日
衆議院 第112回 第25号

この論点で次の質問を書くなら

アシストで並べる