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医療・歯科の初診料、再診料に関する質問
参議院 第147回 第35号
質問本文
医科・歯科の初診料・再診料に関する質問主意書
現在、医療の現場では、医歯格差が存在するという意見もある。確かに、医科・歯科の初診料・再診料を比較してみると、その傾向が認められる。以下、質問する。
一 医科・歯科の初診料が、一九八五年までは医科よりも歯科の方が高かったのはなぜか。
二 医科・歯科の初診料が、一九八八年以降歯科よりも医科の方が高くなったのはなぜか。
三 一九九〇年以降、医科の初診料・再診料が急激に上昇しているのはなぜか。一方で、歯科の初診料が横ばいとなっているのはなぜか。
四 歯科の再診料が、一貫して医科の半分程度になっているのはなぜか。
五 二〇〇〇年四月に改定された「歯科初診料」一八六点と「かかりつけ歯科初診料」二七〇点の一物二価の設定は、診療現場に混乱を生じさせ、患者との信頼関係を損ねる恐れがあると考えるが、政府の見解を示されたい。
右質問する。
政府答弁書
一について
医科診療報酬点数表(以下「医科点数表」という。)は、昭和三十三年十月以降平成六年三月までの間は、基本診療料及び特掲診療料から構成される甲表とそのような区分のない乙表に分かれており、同年四月以降は基本診療料及び特掲診療料から構成されている。一方、歯科診療報酬点数表(以下「歯科点数表」という。)は、昭和三十三年十月以降現在に至るまで、基本診療料及び特掲診療料から構成されている。
したがって、医科と歯科の初診料を比較する場合、平成六年三月以前は、構成が同じである医科点数表における甲表の初診料を歯科点数表における初診料と比較することが適当であるが、別表に示すとおり、昭和六十年以前においても、前者が後者より高い点数又は同点数となっていたところである。
二から四までについて
昭和三十三年十月以降の医科点数表における甲表の初診料及び再診料(以下「初再診料」という。)を歯科点数表における初再診料と比較すると、前者がより高い点数又は同点数となっている。これは、経済指標の動向、保険医療機関の状況等を総合的に勘案しつつ設定する改定財源の範囲内で、中央社会保険医療協議会の議論を経て行う診療報酬改定において、医科点数表は、基本的な診療行為を適切に評価する観点から随時初再診料の引上げを行ってきているのに対し、歯科点数表は、歯科診療の特性を考慮し、初再診料よりも歯科固有の技術の評価を重視する観点からの改定を行ってきているためである。
五について
かかりつけ歯科医初診料は、歯科医師が常時一名以上配置されていること等一定の要件を満たす保険医療機関において、通常の初診に係る行為に加えて、患者の同意を得て、治療内容、治療期間等に関する治療計画を策定し、口腔内写真等を用いて患者に説明した上で文書により情報提供を行う等患者への継続的な歯科医学的管理を行った場合に算定できるものであることから、歯科初診料とかかりつけ歯科医初診料とは一物二価の関係にはなく、保険医療機関に混乱を生じさせることはないと考えている。
(別表) 医科・歯科の初診料・再診料の推移 1/3
(別表) 医科・歯科の初診料・再診料の推移 2/3
(別表) 医科・歯科の初診料・再診料の推移 3/3
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。