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北方領土の早期返還に関する質問主意書
参議院 第176回 第204号
質問本文
北方領土の早期返還について、以下質問する。
ロシアのメドベージェフ大統領による北方領土訪問について、菅総理は十一月四日の衆議院本会議で「何度も懸念を表明したが極めて遺憾だ」とした上で「わが国の北方領土に対する基本的立場が揺らぐものではない」と述べたことに関して質問する。
一 ロシア大統領の北方領土訪問の前に、これを阻止するために、具体的にどの様な措置を講じたのか。
1 措置の内容について、具体的かつ網羅的に列挙されたい。
2 措置が講じられていたのであれば、政府の誰の指示によるものか。総理からの指示なのか、外務大臣の指示によるものなのか。
3 措置が講じられていたのであれば、これらの措置にもかかわらず、ロシア大統領の北方領土訪問を阻止できなかったことの責任は誰にあると考えているのか。
二 一時帰国させた河野雅治駐ロシア大使は何のために帰国させたのか。
三 ロシア大統領の北方領土訪問後、政府として取った対抗策があれば、具体的かつ網羅的に列挙されたい。政府として遺憾の意を表明し、河野大使を一時帰国させただけであれば、はたしてそれで十分なのか。十分と考えるならば、その理由を示されたい。
四 「わが国の北方領土に対する基本的立場」の具体的内容を示されたい。
五 政府は、北方領土問題解決に向けた新たな方策を示す用意があるのか。あるならば、具体的に示されたい。無いのであれば、その様に無策で良いとする理由を示されたい。
右質問する。
政府答弁書
一及び三について
メドヴェージェフ・ロシア連邦大統領の北方領土への訪問については、平成二十二年九月二十九日に前原外務大臣からベールィ駐日ロシア連邦大使に対して行った申入れを含め、様々なレベルでロシア側に対して我が国の立場を伝達してきたところである。それにもかかわらず同年十一月一日に同大統領が国後島を訪問したことから、同日、前原外務大臣から同大使に対して抗議を行い、また、同月十三日の日露首脳会談において、菅内閣総理大臣から同大統領に対して抗議を行う等の対応を行ったところである。なお、外交上の個別のやり取りの詳細等についてお答えすることは、差し控えたい。
二について
政府としては、今回のメドヴェージェフ・ロシア連邦大統領による国後島訪問を受け、同訪問に関する事情等を聞くため、河野ロシア連邦駐箚特命全権大使を一時帰国させ、説明を受けたところである。
四及び五について
政府としては、北方四島の帰属の問題を解決してロシア連邦との間で平和条約を締結するとの方針の下、引き続き、強い意思をもってロシア連邦政府との間で交渉を行っていく考えである。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。