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カンガルーケアの実施に関する質問主意書

参議院 第177回 第57号

提出者
参議院
提出日
2011年2月10日
内閣転送 2011年2月14日
答弁書受領日
2011年2月18日
提出から8日
答弁の項目数
0
質問 570字/答弁 362字

質問本文

カンガルーケアは母親が出産直後に胸元で一定時間抱くもので、海外では保育器不足の対策として始まったと言われており、我が国では、母子関係の向上や母乳育児の推進を目的として、普及してきたと言われている。しかし、カンガルーケアについては、新生児の呼吸が停止したなどの報道も見られるところ、日本産婦人科医会長崎県支部においては実施上の注意点をまとめたと聞いており、また、厚生労働省の第四回「授乳・離乳の支援ガイド(仮称)」策定に関する研究会においても、複数の委員より安全性について懸念する意見が表明されている。

一方、平成二十年度こども未来財団調査研究事業「妊娠・出産の安全性と快適性確保に関する調査研究」報告書においては、「カンガルーケアを行うことで原因不明のチアノーゼや気道閉塞などが相当数発症していることは事実であり、それを医療スタッフが気付くことで死亡事例に至らずにすんでいると捉えることもできる。これらの事例とカンガルーケアとの関連性も明らかにする必要がある。」との記載もある。そこで、カンガルーケアを安全に行うためには、同報告書のとおり事例検討を行うとともに、現時点においては事前の説明を行うことやカンガルーケア中の新生児に対するモニタリング体制等について注意喚起を行う等の何らかの安全対策が必要ではないか。政府の見解如何。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

御指摘のカンガルーケアとチアノーゼ又は気道閉塞等との因果関係は必ずしも明らかになっていないものと承知しており、御指摘のカンガルーケアに係る科学的知見の収集に努めてまいりたい。

なお、厚生労働省としては、出生直後の新生児については、呼吸動態及び循環動態が不安定であるとされており、御指摘のカンガルーケアの実施の有無にかかわらず、保健医療従事者による継続的な観察及び異常発生時における迅速な対応等が必要であることから、平成十九年三月に策定した「授乳・離乳の支援ガイド」において、母乳育児の支援を進めるポイントとして、「特に出産直後については、医療従事者が関わるなかで安全性に配慮した支援を行う」よう保健医療従事者に対する注意喚起を行ってきているところであり、引き続き、医療関係団体等を通じ、同ガイドの普及啓発に努めてまいりたい。

参議院の原文

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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。

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