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柏崎刈羽原発再稼働問題に関する質問主意書
参議院 第184回 第20号
質問本文
本年七月三十一日、東京電力の第一四半期決算の会見にて「東京電力の黒字化のために、柏崎刈羽原発を再稼働させたい」という発言が何度も出た。その際、廣瀬社長が「安倍総理の「国も一歩前に出て力を尽くしていきたい」との言葉は東京電力としてとても心強い」と述べた。「それは、国も柏崎刈羽原発の再稼働に力を尽くすという意味か」との問いには、廣瀬社長は、「具体的に何を意味しているのかは分からない」と答えたが、「首相の理解を喜ばしく思っている」と述べた。
右のことを踏まえ、以下質問する。
一 柏崎刈羽原発再稼働問題に関して、安倍総理が述べたとされる「国も一歩前に出る」とは具体的に何を意味するのか。
二 第百八十三回国会(常会)の参議院予算委員会において、茂木敏充国務大臣の「再稼働を進める上での立地自治体等への説明責任等々についても更に国が一歩前に出る、こういった形は取っていきたいと思っております。事業者任せだけにはしないと。」という発言は、具体的にどういう意味か。事業者任せにせず、再稼働を進める立地自治体へ説明していく、ということは具体的にどういう意味か。
三 各媒体の国民の世論調査でも全国の原発再稼働反対の声が過半数である。そして、原子力委員会が行った原子力政策に対するパブリックコメントにおいて、原発の即時停止を求める意見が六十七パーセント(段階的に停止も含めると九十八パーセント)にもかかわらず、原発の再稼働を進める政府は、国民の意志を無視してはいないか。国民の意志をどう受け止めているのか、政府の見解を明らかにされたい。
右質問する。
政府答弁書
一について
御指摘の安倍内閣総理大臣の発言は、福島の一日も早い復興のためにも、東京電力株式会社(以下「東京電力」という。)の福島第一原子力発電所の事故の結果生じた賠償、廃炉及び被災者の生活再建等の問題について、全てを東京電力に負わせるものではなく、国が前面に出て、果たすべき責任を果たしていく旨を述べたものである。
二について
御指摘の茂木経済産業大臣の発言は、原子力規制委員会の専門的な判断により安全性が確認された原子力発電所については、その判断を尊重し再稼働を進めることとしており、今後、同委員会により安全性が確認された段階で、立地自治体等の理解と協力を得るため、国も前面に立って誠実に説明していく旨を述べたものである。
三について
原子力発電については、原子力発電に依存しない社会の実現を望む声がある一方で、原子力発電がない場合のエネルギー供給への不安や国民負担の増大への懸念など様々な議論があると認識している。原子力を含むエネルギー政策については、まず、いかなる事態においても、国民生活や経済活動に支障がないよう、エネルギー需給の安定に万全を期すことが大前提であり、エネルギーの安定供給、エネルギーコスト低減の観点も含め、責任あるエネルギー政策を構築していくこととしている。その際、できる限り原発依存度を低減させていく方向で検討していくこととしている。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。