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米軍基地返還跡地の沖縄市サッカー場で見つかったドラム缶から環境基準値を超えるダイオキシン類が検出された問題に関する質問主意書

参議院 第185回 第34号

提出者
参議院
提出日
2013年10月28日
内閣転送 2013年10月30日
答弁書受領日
2013年11月5日
提出から8日
答弁の項目数
4
質問 597字/答弁 843字

質問本文

米軍基地返還跡地の沖縄市サッカー場で見つかったドラム缶から環境基準値を超えるダイオキシン類が検出された問題について、沖縄防衛局は二〇一三年八月二十六日、当該サッカー場全域の調査を実施すると正式に発表している。これについて、以下質問する。

一 本件ドラム缶が埋められた経緯について、これまでに判明しているところを明らかにされたい。

二 本件ドラム缶の埋設範囲や発掘、内容物について、これまでに判明しているところを明らかにされたい。

三 調査終了後、遺棄物の撤去や汚染土壌の除去等の原状回復は、日米地位協定の規定によれば日本政府の責任において行われるものと推測する。しかし、本件ドラム缶は米軍の故意又は重大な過失によって返還跡地に埋設されたと推察されるため、米国政府も何らかの責任を負うべきと考えるが、政府の見解を示されたい。

四 米軍の使用によって日本の施設、区域及び周辺の環境等へ損害が及んだ場合、原状回復義務及び補償義務を米国政府が負担することにより、米軍の日本国内の施設及び区域の責任ある使用を促すと考える。日米地位協定を改定し、米国も日本の安全・環境基準を遵守するとともに原状回復義務等を負うことを定めるべきと考えるが、政府の見解を示されたい。

五 この度のドラム缶の発見により中断したサッカー場の改修工事の請負業者等へ損失補償を行うべきと考えるが、政府の見解を示されたい。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一及び二について

平成二十五年六月十三日に空のドラム缶が発見された沖縄市サッカー場が所在する土地は、昭和四十七年五月十五日から昭和六十二年八月三十一日までの間、嘉手納飛行場の一部として我が国に駐留するアメリカ合衆国軍隊(以下「米軍」という。)によって使用されていた。このため、防衛省沖縄防衛局において、米軍に対し事実関係を照会するとともに、沖縄市サッカー場における同様のドラム缶の探査、発見されたドラム缶の発掘及びその付着物の分析を専門知識を有する業者に委託して行う等の調査を進めているところであるが、現時点において、お尋ねについて判明している内容は、先の答弁書(平成二十五年八月十三日内閣参質一八四第五号)二についてでお答えしたとおりである。

三について

米軍から施設及び区域が返還された場合には我が国の責任において原状回復措置を行っているところであり、沖縄市サッカー場において必要な原状回復については、沖縄県及び沖縄市と調整の上、適切に対応していく考えである。

四について

米軍による環境保護及び安全のための取組については、平成十二年九月の日米安全保障協議委員会において策定された「環境原則に関する共同発表」において確認されているとおり、米軍が遵守すべき環境に係る基準として日米の関連法令のうちより厳しい基準を選択するとの基本的考えの下で米軍によって作成される「日本環境管理基準」に従って行われている。このように、日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定(昭和三十五年条約第七号)については、これまでも運用において改善が図られていると認識している。まずは現実的、具体的な運用の改善を積み重ねることが重要であると考えており、引き続き、一つ一つの問題を解決すべく最大限努力していく考えである。

五について

御指摘のような損失補償については、沖縄県及び沖縄市と調整の上、適切に対応していく考えである。

参議院の原文

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