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「核兵器禁止条約の交渉開始を求める決議」に反対した理由に関する質問主意書

参議院 第192回 第19号お答えすることは困難 ×1

提出者
参議院
提出日
2016年10月31日
内閣転送 2016年11月2日
答弁書受領日
2016年11月8日
提出から8日
答弁の項目数
2
質問 1,189字/答弁 328字

質問本文

外務省による岸田外務大臣会見記録によれば、平成二十八年十月二十八日の国連総会第一委員会での「核兵器禁止条約の交渉開始を求める決議」に反対した理由として、「反対の理由は、この決議案が、(1)具体的・実践的措置を積み重ね、「核兵器のない世界」を目指すという我が国の基本的立場に合致せず、(2)北朝鮮の核・ミサイル開発への深刻化などに直面している中、核兵器国と非核兵器国の間の対立を一層助長し、その亀裂を深めるものであるからであります。こうした評価は、この決議に対する各国の投票行動、例えば北朝鮮はこの決議に賛成をしています。そして核兵器国は全てこの決議に対しては賛成をしておりません。こうした投票行動にも、こうした評価は表れているのではないか、このように考えます。」とされているところである。以下、これに関して質問する。

一 「(1)具体的・実践的措置を積み重ね、「核兵器のない世界」を目指すという我が国の基本的立場に合致せず」について、「核兵器禁止条約の交渉開始を求める決議」に基づいて行われることになる条約交渉等が、なぜ、「具体的・実践的措置」に該当しないと考えたのか、その理由を具体的かつ詳細に説明されたい。

二 「(2)北朝鮮の核・ミサイル開発への深刻化などに直面している中、核兵器国と非核兵器国の間の対立を一層助長し、その亀裂を深めるものであるからであります。」について、「核兵器禁止条約の交渉開始を求める決議」が採択されることが、なぜ、「核兵器国と非核兵器国の間の対立を一層助長し、その亀裂を深めるものである」と考えたのか、その理由を具体的かつ詳細に説明されたい。

三 前記二において、「核兵器国と非核兵器国の間の対立を一層助長し、その亀裂を深める」という事態が、「核兵器禁止条約の交渉開始を求める決議」に基づいて行われることになる条約交渉等において改善等し得ないと考えたのか。政府の見解を明らかにし、その理由について具体的かつ詳細に説明されたい。

四 「こうした評価は、この決議に対する各国の投票行動、例えば北朝鮮はこの決議に賛成をしています。そして核兵器国は全てこの決議に対しては賛成をしておりません。こうした投票行動にも、こうした評価は表れているのではないか」との主張の合理性及び正当性について、同日に国連総会第一委員会で採択されたわが国の提出による「核兵器の全面的廃絶に向けた新たな決意の下での共同行動」に対して、核保有国である中国、ロシアが反対し、同じく核保有国であるインド、パキスタン、英国が棄権している事実との関係をどのように考えるのか、すなわち、全ての核保有国が「(1)具体的・実践的措置を積み重ね、「核兵器のない世界」を目指すという我が国の基本的立場」を支持していないこととの関係についてどのように考えるのか、具体的かつ詳細に示されたい。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一から三までについて

核軍縮に関する我が国の基本的立場は、核兵器のない世界の実現のためには、核兵器の非人道性に対する正確な認識及び厳しい安全保障環境に対する冷静な認識に基づき、核兵器国と非核兵器国との間の協力による現実的かつ実践的な措置を積み重ねていくことが不可欠であるというものである。御指摘の決議案は、北朝鮮の核・弾道ミサイル開発が我が国の安全に対する重大かつ差し迫った脅威となっている中で、このような我が国の基本的立場に合致せず、また、核兵器国と非核兵器国との間の対立を一層助長し亀裂を深めるものであるとの理由から、慎重な検討を重ねた結果、反対したものである。

四について

お尋ねの意味するところが必ずしも明らかではなく、お答えすることは困難である。

参議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

お答えすることは困難 ×1

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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