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中九州地域の道路交通網の整備促進に関する質問主意書

参議院 第196回 第142号お答えすることは困難 ×3

提出者
参議院
提出日
2018年6月18日
内閣転送 2018年6月20日
答弁書受領日
2018年6月26日
提出から8日
答弁の項目数
0
質問 802字/答弁 1,531字

質問本文

九州中央部を熊本県から大分県または宮崎県にかけて横断するいわゆる中九州地域において、高速道路である九州横断自動車道延岡線及び地域高規格道路である中九州横断道路を始めとする道路交通網を整備することは、単に中九州地域の産業、経済、観光、文化を振興させるのみならず、九州全域に影響を及ぼす重要な役割を果たすものである。

平成二十八年四月に発生した熊本地震では、東西を結ぶ幹線道路に乏しいところ、阿蘇大橋が崩壊したことにより東西の交通が絶たれた。また、県内交通の主軸である南北を連結する九州自動車道及び国道三号において多くの通行止めや交通渋滞が発生し、人や物資の輸送及び緊急車両の通行等に重大かつ深刻な影響が生じた。

まさに、熊本地震から得られた重要な教訓の一つは、災害発生時のリダンダンシー(代替ルート)を確保する観点から、九州中央部の東西の連結を強化することである。具体的に言えば、中九州地域の道路交通網の整備促進が喫緊の課題として改めて強く求められている。

政府が平成二十八年三月に「九州圏広域地方計画」を策定していることは承知している。しかしながら、同計画は、熊本地震の直前に策定されたことから、熊本地震から得られた教訓を反映したものとはなっていない。

よって、同計画に関しては、熊本地震から得られた多くの教訓を踏まえた内容を盛り込んだ改定が必要となっていると考えるものであるが、いかがか。特に、災害に強いネットワークの構築及び九州全域の均衡ある発展を図る観点から、中九州地域の道路交通網の整備促進をより明確に位置付けるよう同計画を改定し、中九州地域の道路交通網の整備促進を一層強力に推進すべきと考えるが、政府の認識と今後の取組について伺う。

あわせて、九州横断自動車道延岡線及び中九州横断道路について、整備目標、整備効果、事業の進捗状況及び着実な事業の進捗に向けた政府としての決意を伺う。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

近年、平成二十八年熊本地震をはじめとする自然災害が各地で発生しているところ、安全・安心な国土の構築は重要な課題であると認識している。お尋ねの「九州圏広域地方計画」においては、自然災害の発生リスクに対応した取組の推進が重要であるとした上で、「大規模な自然災害に備えるため、ネットワークの多重化・代替性確保等による災害に強い国土構造の構築に向けて取組を推進する」等とされており、また、基幹都市の高次都市機能相互の広域的な交流・連携を支える高速交通基盤の形成を目指し「東九州自動車道、九州横断自動車道延岡線、南九州西回り自動車道、西九州自動車道、中九州横断道路の高規格幹線道路等の必要な整備を図る」とされているところである。同計画に基づき、これまで必要な整備を図ってきており、今後とも、必要な取組を着実に進めてまいりたい。

九州横断自動車道延岡線は、熊本県上益城郡御船町と宮崎県延岡市を結ぶ高速自動車国道であり、九州地方中央部を横断し、九州縦貫自動車道等と連結して高規格幹線道路ネットワークを形成し、熊本県と宮崎県の連携強化や災害に強い広域的なネットワークの構築等の観点から重要な道路であると認識している。

九州横断自動車道延岡線のうち、嘉島ジャンクションから小池高山インターチェンジまでの区間は既に開通し、小池高山インターチェンジから矢部インターチェンジ(仮称)までの区間については、用地買収及び工事等を行っており、小池高山インターチェンジから北中島インターチェンジ(仮称)までの区間は平成三十年度の開通を予定しているが、その他の区間の具体的な完成予定時期については、今後の用地買収の状況や工事の進捗状況によることから、現段階において、明確にお示しすることは困難である。

なお、一般国道二百十八号北方延岡道路は既に開通し、一般国道二百十八号五ヶ瀬高千穂道路については平成三十年度に事業着手し、一般国道二百十八号高千穂日之影道路(以下「高千穂日之影道路」という。)については、舗装工事等を行っており、高千穂日之影道路のうち末市交差点(仮称)から深角インターチェンジ(仮称)までの区間は平成三十年度の開通を予定しているが、その他の区間の具体的な完成予定時期については、今後の用地買収の状況や工事の進捗状況によることから、現段階において、明確にお示しすることは困難である。

中九州横断道路は、大分県大分市と熊本県熊本市を結ぶ地域高規格道路であり、その間に位置する都市相互の連携を強化することによる広域的な生活圏の形成や観光を通じた地域振興、災害時の住民の避難や緊急物資の輸送等の観点から重要な道路であると認識している。

中九州横断道路のうち、一般国道五十七号犬飼千歳道路及び一般国道五十七号千歳大野道路並びに一般国道五十七号大野竹田道路(以下「大野竹田道路」という。)のうち大野インターチェンジから朝地インターチェンジまでの区間は既に開通し、大野竹田道路のうち朝地インターチェンジから竹田インターチェンジ(仮称)までの区間については、舗装工事等を行っており、一般国道五十七号滝室坂道路については、用地買収及びトンネル工事等を行っており、大野竹田道路のうち朝地インターチェンジから竹田インターチェンジ(仮称)までの区間は平成三十年度の開通を予定しているが、その他の区間の具体的な完成予定時期については、今後の用地買収の状況や工事の進捗状況によることから、現段階において、明確にお示しすることは困難である。

政府としては、九州横断自動車道延岡線及び中九州横断道路について、平成二十八年熊本地震からの一日も早い復旧・復興を図る観点も踏まえ、引き続き、その整備に努めてまいりたい。

参議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

お答えすることは困難 ×3

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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