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東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会などが検討している大会開催期間中の法外な首都高通行料に関する質問主意書
参議院 第198回 第10号趣旨が明らかではない ×1
質問本文
二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催期間中の首都高速道路の渋滞緩和を企図し、国、東京都、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会などにあっては、競技が行われる日中の首都高速道路の通行料(以下「通行料」という。)を値上げして交通量を調整する方向で検討していると聞くところである。マイカーなどの利用を抑制し、大会関係車などを円滑に移動させるのが狙いであると想像するところであるが、何故に国民が重い負担を強いられねばならないのか理解し難い。また逆に、高額な通行料を支払うのであれば、マイカーなどの通行を許すという考え方もあまりにも稚拙な政策であり、日本国憲法の掲げる「平等主義」を軽んじる愚策と断じざるを得ない。
他国にもこうした実例があるということは承知するところであるが、国民の理解を得た上で、東京オリンピック・パラリンピック競技大会を成功させたいというのであれば、こうした新たな金銭的な負担を国民に強いる政策ではなく、国民の理解を得るための努力をするような政策を立案するべきでないかと考えるところである。
たとえば、ナンバー規制、誕生月規制などのように金銭的な負担を伴わない機会平等な通行抑制策もあるものと考えるが、政府は通行抑制策の立案にあたり、通行料の値上げ以外の方法を検討したことがあるのか明らかにされたい。検討したことがないというのであれば、他の通行抑制策を検討していないのは何故かについて政府の見解を明らかにされたい。一方で、検討したことがあるというのであれば、他にどのようなものがあり、何故にそれらを排除し、通行料を値上げするという通行抑制策の採用を検討するに至ったのかについて明らかにされたい。
右質問する。
政府答弁書
二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピック競技大会(以下「大会」という。)における交通マネジメントの在り方については、大会における輸送運営計画を作成する東京都及び公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(以下「組織委員会」という。)において、平成二十九年六月に交通工学、物流等の専門的見地から検討を行うことを目的とする「東京二○二○オリンピック・パラリンピック競技大会交通輸送技術検討会」を設置し、これまで、大会期間中の混雑の回避に向けた企業や個人に対する協力の呼び掛けや、高速道路における入口閉鎖などを含めた幅広い観点で検討を進めてきているものと承知している。
その上で、お尋ねの「それらを排除し、通行料を値上げするという通行抑制策の採用を検討するに至った」の意味するところが必ずしも明らかではないが、本年二月六日に行われた同検討会では、「都市活動の安定と円滑な大会輸送の両立を図る追加対策(首都高の流動確保策)が必要」であるとして、「混雑している区間や時間帯に課金することで、利用を抑制して、首都高の交通流動を確保」する「料金施策」や、「ナンバープレート規制」等の「通行車両の制限」について検討がなされたが、その結論は得られていないものと承知している。
いずれにせよ、政府としても、円滑な大会輸送が実現されるよう、引き続き東京都及び組織委員会に協力してまいりたい。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。