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魚類の統制廃止に関する質問主意書

参議院 第2回 第24号

提出者
参議院
提出日
1948年2月5日
内閣転送 1948年3月19日
答弁書受領日
1948年3月23日
提出から47日
答弁の項目数
0
質問 355字/答弁 333字

質問本文

一、現在の魚の統制方針では漁業家が魚を取る熱意が少ない、魚は海魚が主であるから海の遠くに行つてしまうか他国の海に行つてしまう、統制で喜ぶのは魚ばかりで苦しむのは人間の中の日本人のみであると国民は政府の統制を苦に悩んでおるのは本当である。台閣の諸公も多忙であるから気の附かざる事と考える。民の叫びを取り入れる一大雅量ある政府こそ偉大なる政策を生むものである。某党が天下を取れば魚が食える、それは統制を廃止するからだと国民は叫んでおる、片山首相の聡明により魚の統制廃止を具申し政府の御答弁御所見を問う。

右質問に対し御答弁を要求する。

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参議院の原文・経過

政府答弁書

わが国現在の食糧事情は相当大量の主要食糧を輸入に仰がねばならぬ実情にあるが、これが輸入の実現は国内における凡ゆる食糧資源を開発利用することを前提とする、魚類については蛋白質給源の大宗である点に鑑み、これを強力に統制し国民に公平に配給することを前提としこれが生産復興に必要な燃油、ロープ、漁網等の必要資材の輸入は連合軍の好意により逐次実現しつつある。且つ一方現下の国内の経済情勢下における購買力の不均等なる現状において、統制を徹廃することは、国民勤労層より魚類購入の機会を奪うこととなる。従つて魚類については、以上の見地より生産、輸送、配給等の特殊性よりその統制実施は技術的に種々なる困難が存するもこれが統制は所要の改善を加えつつ今後も強力に実施して行くことを要する。

参議院の原文

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