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さんま漁解禁日繰下げに関する質問主意書

参議院 第7回 第3号

提出者
参議院
提出日
1949年12月7日
内閣転送 1949年12月15日
答弁書受領日
1949年12月20日
提出から13日
答弁の項目数
0
質問 373字/答弁 526字

質問本文

右の件に関する十一月十二日付質問主意書に対して十一月二十五日付で政府の答弁書を受領したのであるが、その回答の内容は質問の主意を充分意を尽していないので、改めて左記の諸点について、ここに再質問書を提出して政府の所信を問う。

一、解禁日を変更することによつて起る社会的問題とは如何なる性質のものであるか。

二、生物学的研究を基調として検討中というが、現在その研究はどの程度に進んでいるのか、又いつ頃必要な程度の結論を得ることができるか。

三、現行のままで行つた方が変更するよりも社会問題が軽微であると考えて居られるか。

四、明年度の漁期迄に解決する意思であるのかどうか。

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参議院の原文・経過

政府答弁書

一、戦後さんま漁法の急激な変化は従来操業していた漁業者に大きな打撃を与え、特にかい遊時期、かい遊経路が或る程度明瞭であるので、かい遊初期に近い北の漁業者と南下接岸を待つ南の漁業者との漁場遠近による優劣の差は例え漁船の大型化により或る程度緩和されるとは言え、当然問題にされるので解禁日変更が社会的問題となるゆえんもまたここにあるように考えられる。

二、かい遊時期、かい遊経路が或る程度明瞭ではあるが、年齢組成上より、或は種属の点より、研究すべき多くのものがあるので試験機関と協議の上、明年度漁期迄に結論を得るよう努力中である。

三、現行のままで行つた方が変更するよりも社会問題が軽微であると考えているのではなく、昭和八年以降実施して来たから現在これを変更するよりも踏襲する方が無難であるからと言う意味だけで変更することを躊躇しているのではなく、海況漁況が年により変るのを九月二十一日をもつて解禁日として実施するのが妥当でないことの事実は論ぜられているが、資源を保護し、大型船と小型船との条件の優劣の差、北と南の地域による差等を如何に調整して行くかを根本的に研究中である。

四、明年漁期前に諸問題に検討を加え、行政方針を確立するよう鋭意努力する考えである。

参議院の原文

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