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ハイリスク港指定問題に関する再質問主意書
衆議院 第174回 第414号
質問本文
平成二十二年三月二日提出、質問第一九〇号「ハイリスク港指定問題に関する質問主意書」に対する同年三月十二日送付の答弁書(内閣衆質一七四第一九〇号)を踏まえて再度質問する。
一 前回における質問主意書二項「ハイリスク港指定が拡大されたとき、我が国の輸出入を通じた国民生活や各経済産業分野に、どのような影響を与えることになるのか。」との質問に対して、前回のような抽象的な答弁ではなく具体的かつ明確な答弁を示されたい。
二 米国・カナダのアジア型マイマイガ(AGM)に関する規制措置について、港湾関係者及び管理者、各自治体等に対する説明会を行ったと聞いているが、鳩山内閣は、この説明会だけで周知徹底したと認識しているか。今後における周知徹底のための対策をどのように考えているか。
三 AGMに関する規制措置について、これまで農林水産省植物防疫所が取り組んできたAGM卵塊付着抑制技術実証事業は、低発生港に向けて今後も続けるべきと考えるが、鳩山内閣の見解如何。
四 三に関連し、AGMの低発生港に対しても積極的に取り組むとなれば、新たに施設整備のための事業費確保、また関係省庁・各自治体との連携が必要となると考えるが、具体的な鳩山内閣の方針如何。
右質問する。
政府答弁書
一について
平成十九年の港湾統計によれば、船舶によるアメリカ合衆国及びカナダ向けの輸出貨物量は、日本から船舶により輸出される貨物量全体の約十七パーセントを占めており、両国向けの船舶は、輸出貨物の重要な輸送手段であると認識している。一方で、アジア型マイマイガ(以下「AGM」という。)の不在証明書の提示があればアメリカ合衆国及びカナダの港への入港については差し支えないこととなっており、また、北米植物防疫機関が策定したAGMのリスク管理に関する地域基準によれば、AGMが生育する緑地の伐採、港の照明の減少又は変更等を組み合わせたリスク管理措置の内容及びこれを実施していることについて北米植物防疫機関加盟国(以下「加盟国」という。)により承認を受けた港等については、当該加盟国への入港にはAGMの不在証明書の提示が不要とされ得ることとなっている。このため、平成二十四年以降の船舶のアメリカ合衆国及びカナダの港への入港に支障を生じることがないよう、AGMの不在証明書発給体制の整備や、国内の港等について適切なリスク管理措置が実施されているAGM低発生地域として加盟国に承認されるための取組を進めていくこととしている。
二について
農林水産省においては、平成二十二年二月から三月までの間に、全国十か所で、全国の港湾管理者等を対象とした説明会を開催し、アメリカ合衆国及びカナダのAGMに係る規制措置の見直しについて周知を図ったところである。今後とも、港湾管理者等の要請やアメリカ合衆国及びカナダの動向を踏まえ、港湾管理者等への説明会を開催していく考えである。
三及び四について
平成二十二年度予算においては、AGM低発生地域としての承認に向けた加盟国との協議に資するよう、平成二十一年度に実施したAGM卵塊付着抑制技術実証事業で得られた成果も踏まえ、消費・安全対策交付金により港湾管理者等が行うAGMの発生量調査、防除等に対する支援を行うこととしている。今後とも、関係省庁及び関係自治体とが連携しつつ、国内の港等について、AGM低発生地域として加盟国に承認されるための取組を進めていくこととしている。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。