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ハイリスク港指定問題に関する質問主意書
衆議院 第174回 第190号
質問本文
農林水産省のホームページによると、「日本国内の港のうち、アメリカとカナダが、重要森林害虫であるマイマイガの生息数が多い港を『ハイリスク港』に指定している問題で、二〇一二年以降は、入港時にマイマイガの卵塊の不在証明書が必要な港について、現在指定されている十港だけでなく、全国の港を対象とする方針が示された」となっている。我が国は四方を海に囲まれ、国民生活の安定のため各産業の物資の輸出入を図る上で、港の機能は重要であることからも、このような指定を受けること自体誠に残念なことである。
従って、次の事項について質問する。
一 アメリカとカナダが、二〇一二年以降、入港時にマイマイガの卵塊の不在証明書が必要な港について、現在指定されている十港だけでなく、全国の港を対象とする方針を示したとしているが、具体的に「全国の港を対象」とは、どのようなことなのか。
二 ハイリスク港指定が拡大されたとき、我が国の輸出入を通じた国民生活や各経済産業分野に、どのような影響を与えることになるのか。
三 マイマイガの駆除を図り、ハイリスク港の指定を拡大させないため、また、現在指定されている十港の指定解除を図るため、国は具体的にどのような対策を講じていくのか。
四 三に関連して、平成二十二年度予算案の中では、どのように対策を講じようと反映されているのか。
五 アメリカやカナダは、マイマイガのリスクが日本のみならず、韓国・中国をはじめとするアジア全体にあると判断しているものと思われる。よって、アジアの国々とマイマイガの根絶に向けて協力し合うことが重要と考えるが、国は今後アジアの国々とどのようにタイアップして取り組んでいくのか。
右質問する。
政府答弁書
一について
アメリカ合衆国及びカナダは、現在、アジア型マイマイガ(以下「AGM」という。)の卵塊が船舶に付着する可能性が高い港として日本の港のうち十港を対象に、これらの港に寄港した船舶がアメリカ合衆国及びカナダの港に入港する際にはAGMの不在証明書の提示を求めており、平成二十四年以降は、これらの港以外の港においてもAGMの卵塊が船舶に付着する可能性があるとして、日本の港に寄港したすべての船舶に対し、アメリカ合衆国及びカナダの港に入港する際に、AGMの不在証明書の提示を求めることとしている。
二及び三について
AGMの不在証明書の提示があればアメリカ合衆国及びカナダの港への入港については差し支えないこと、また、北米植物防疫機関が策定したAGMのリスク管理に関する地域基準によれば、AGMが生育する緑地の伐採、港の照明の減少又は変更等を組み合わせたリスク管理措置の内容及びこれを実施していることについて北米植物防疫機関加盟国(以下「加盟国」という。)により承認を受けた港等については、当該加盟国への入港にはAGMの不在証明書の提示が不要とされ得ることから、平成二十四年以降の船舶の入港に支障を生じることがないよう、AGMの不在証明書発給体制の整備や港等が適切なリスク管理措置が実施されているAGM低発生地域として加盟国に承認されるための取組を進めていくこととしている。
四について
平成二十二年度予算においては、消費・安全対策交付金において、AGM低発生地域としての承認に向けた加盟国との協議に資するよう、港湾管理者等が行うAGMの発生量調査、防除等の支援に係る経費を計上している。
五について
大韓民国及び中華人民共和国とは、AGMの発生状況・防除方法等に関し、今後とも植物検疫当局間での情報交換等の協力を行っていく考えである。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。