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安倍首相による日朝首脳会談構想に関する質問主意書
参議院 第200回 第1号趣旨が明らかではない ×2
質問本文
安倍晋三首相は、二〇一九年九月二十四日の国連総会での一般討論演説で、「条件を付けずに金正恩委員長と直接向き合う決意」と語り、拉致・核・ミサイル問題の包括的解決と国交正常化の実現を「不変の目標」と位置づけました。安倍首相は同年五月から「条件を付けず」に日朝首脳会談を実現したいと発言しはじめました。その真意について質問します。
一 この「条件を付けず」に日朝首脳会談を実現したいとの発言は、安倍政権のこれまでの方針とどこが違うのでしょうか。二〇一二年十二月に成立した第二次安倍政権以降の日朝首脳会談に関する方針と比べて、どんな変化があったのか、具体的にお示しください。それとも「言いまわし」の違いであって、これまでの方針と変わらないのでしょうか。
二 安倍首相は「条件を付けず」に実現をめざす日朝首脳会談について、二〇一九年五月十九日の「全拉致被害者の即時一括帰国を実現せよ!国民大集会」での挨拶で「まだ残念ながら日朝首脳会談が行われるということについては、めども立っていないのは事実でございます」と発言しました。ところが同年九月十六日の同集会での挨拶では、日朝首脳会談の実現に関する発言はありませんでした。それはなぜですか。
三 安倍首相は「条件を付けず」に日朝首脳会談を実現したいと繰り返し語ってきました。北朝鮮側が朝鮮中央通信などで、この安倍首相の発言について論評を加えたことを政府は把握していますか。政府は北朝鮮側からどのような反応があったと認識しているのか、具体的な論評内容とともにお示しください。
右質問する。
政府答弁書
一について
お尋ねの趣旨が必ずしも明らかではないが、御指摘の安倍内閣総理大臣の発言の趣旨は、令和元年五月九日の参議院内閣委員会において、安倍内閣総理大臣から「北朝鮮の核、ミサイル、そして何よりも重要な拉致問題の解決に向けて、相互不信の殻を破り、次は私自身が金正恩委員長と向き合うとの決意を私は従来から述べてきたところでございます。条件を付けずに会談実現を目指すとは、そのことをより明確な形で述べたものであります。」と答弁しているとおりである。
二について
御指摘の「日朝首脳会談の実現に関する発言」の意味するところが必ずしも明らかではないが、御指摘の「同年九月十六日の同集会での挨拶」において、安倍内閣総理大臣は、拉致問題について、「この問題を解決していく上においては、日本が主体的にこの問題に取り組んでいかなければなりません。私自身、条件を付けずに金正恩委員長と直接向き合っていく。冷静な分析の上に、あらゆるチャンスを逃すことなく、果断に行動していく考えでございます。」と述べているところである。
三について
御指摘の「北朝鮮側が朝鮮中央通信などで、この安倍首相の発言について論評を加えたこと」については承知しているが、北朝鮮の個々の報道の内容に関し、政府として答弁することは差し控えたい。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。