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子どもの貧困対策に関する質問主意書

参議院 第201回 第35号お答えすることは困難 ×1趣旨が明らかではない ×1

提出者
参議院
提出日
2020年2月4日
内閣転送 2020年2月10日
答弁書受領日
2020年2月14日
提出から10日
答弁の項目数
3
質問 1,173字/答弁 563字

質問本文

子どもの貧困対策に関する諸論点について、以下の通り質問する。

一 地域のNPOなどは、官民共同の子供の未来応援基金などを活用し、子ども食堂や学習支援、居場所事業などを展開している。子どもの貧困対策には多様なプレーヤーが主体的あるいは有機的に関わっていくことが重要であり、そのような意味でも草の根NPOの支援には大きな意味があると考える。しかし、内閣府が二〇一九年五月十三日に公表した調査結果によれば、貧困状態にある子どもを支援する民間団体は、一年間の事業費が三百万円未満で活動する団体が約七割と、小規模での支援を行う団体が多い傾向にあること、また、六割超が資金不足に直面するなど活動資金や人材の確保に課題を抱えている団体が多いとのことであった。

二〇一九年六月四日の参議院内閣委員会で、この件に関する所見を内閣府に問うたところ、子供の未来応援国民運動の推進や民間資金による子供の未来応援基金による支援を引用した答弁があった。

しかし、政府が引用したこれらの施策の推進が既に行われた結果、「六割超が資金不足」という状態なのである。政府は盛んに「民間との連携」を提唱するが、肝心の民間団体の組織基盤が脆弱な状況では、民間との連携は絵に描いた餅ではないか。これらの施策以外で、NPOを始めとする民間団体の資金、人員不足に対する具体的な解決策を検討すべきと考えるが、検討の必要性についての政府の見解を伺う。

二 今回の子どもの貧困対策に関する大綱の改定で、世帯所得だけでは見えない貧困があることに鑑み、従来二十五だった指標を三十九に増加させ、子どもの貧困をより実態に即したかたちできめ細かく「見える化」しようとしたことは評価しうる。

子どもの貧困対策を推進するため、この指標に基づき、毎年有識者会議において大綱に基づく各種施策の実施状況や効果を検証、評価しており、政策のPDCAサイクルを廻す仕組みとなっている。

この過程における指標の分析に際しては、「指標の変化の要因分析」も重視すべきではないか。また、現在、三十九に増加した指標は実態把握のツールとしてそれなりに機能しているが、その結果である実態(指標の変化・推移)につながる政策の一つ一つがその結果を生み出すのにどれだけ機能し、貢献したかということも、今後の対策に資するという意味でも把握する努力をすべきではないか。政府の見解を伺う。

三 そもそも、子どもの貧困対策でどの程度の予算を使っているのか、把握できるようになっていないと政府は説明するが、予算立てが内数方式になっているケースも多い。これでは、子どもの貧困対策予算の年次推移も分からず、政策の効果測定は困難である。仮定を置くなどの工夫をするなりして、子どもの貧困対策予算の概算額を国会に示すよう政府は努力を行うべきではないか。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一について

お尋ねについては、「子供の貧困対策に関する大綱」(令和元年十一月二十九日閣議決定。以下「大綱」という。)において、「「子供の未来応援国民運動」を通じ、国、地方公共団体、民間の企業・団体等によるネットワークを構築し、・・・子供の未来応援基金を通じた支援、民間企業と支援を必要とする民間団体のマッチング等、官公民の連携・協働プロジェクトを推進する」ほか、「地域を基盤とした支援ネットワークの整備・活用に資する地方公共団体の取組を支援する」こととしている。

二について

御指摘の「指標の変化の要因分析」及び「実態(指標の変化・推移)につながる政策の一つ一つがその結果を生み出すのにどれだけ機能し、貢献したかということ」の意味するところが必ずしも明らかではないが、大綱に掲げられている施策の実施状況やその効果等の検証・評価については、「子供の貧困対策に関する有識者会議」において、大綱に定められた子供の貧困に関する指標に基づき行っていくこととしている。

三について

子供の貧困対策に関する主な施策ごとの予算額を内閣府のホームページにおいて公表しているところであるが、一部の施策の予算額については、子供の貧困対策を目的として実施する施策に特化した予算のみを取り出して算出することは困難であるため、内数である旨を表示している。

参議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

お答えすることは困難 ×1趣旨が明らかではない ×1

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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