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北海道胆振東部地震における山地災害からの復旧及び森林再生の加速化に関する質問主意書
参議院 第205回 第17号趣旨が明らかではない ×1
質問本文
北海道胆振東部地震の発生から三年が経過した。地震による山地災害やブラックアウトの被害によって、道内の農林水産業は、甚大な影響を受けた。地震による森林の大規模崩壊は、明治以降、最大規模となっている。森林被害の大きい厚真町、安平町、むかわ町では、地震による山腹崩壊、岩盤滑りなどは、約四千三百ヘクタールにも及び、森林資源はもとより、林業の生産基盤は大きな打撃を受け、森林の有する多面的機能も大きく低下している。森林の再生には、数十年かかるとの報道もある。森林所有者は、森林の再生、整備について、従来の枠組みではなく、特別な手立てを取り、スピード感を持って行うことを求めている。よって、森林の再生、整備の加速化が重要であるため、以下質問する。
一 森林所有者は、発災後三年が経過した今もなお、被災森林まで行くことができず、山崩れで倒れた木々は放置され、被害状況の把握や現状を確認できないでいる。この実態をどのように認識しているか。政府の見解如何。
二 山地災害からの復旧に当たり、緊急的に危険を取り除く必要のある場所については治山工事が概ね完成してきているが、被災した森林の整備や森林の再生に対する今後の方針を明らかにされたい。
三 森林所有者は、現状のままでは森林の再生の見通しが立たず、長期化することを懸念している。現状の制度や枠組みにとらわれず、特別の手立てを講じることによって森林の再生のスピードを加速化する必要がある。政府の見解如何。
右質問する。
政府答弁書
一について
平成三十年北海道胆振東部地震では、大規模な山腹崩壊が発生したことにより、奥地森林においては、森林所有者による被害の実態の把握が困難な状況に置かれている箇所もあると認識しており、このような状況に対応するためにも、路網の整備を始めとした早期の復旧に取り組んでまいりたい。
二及び三について
御指摘の「特別の手立て」の意味するところが必ずしも明らかではないが、被害を受けた森林の復旧については、林野庁も参画する「胆振東部森林再生・林業復興連絡会議」において令和三年三月に策定された「胆振東部地震被災森林復旧指針」に基づき進めているところであり、政府としては、引き続き、地元自治体と連携し、治山事業や、森林所有者に代わり地元自治体が行う森林の造成に対し国が補助を行う事業といった森林整備事業等により、早期の復旧に取り組んでまいりたい。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。