Kurage 質問主意書アシスト

ことばで探す › 参議院 第211回

性犯罪の再犯防止に関する質問主意書

参議院 第211回 第124号趣旨が明らかではない ×2

提出者
参議院
提出日
2023年6月19日
内閣転送 2023年6月21日
答弁書受領日
2023年6月30日
提出から11日
答弁の項目数
2
質問 829字/答弁 595字

質問本文

平成二十九年に引き続き、令和五年にも、性犯罪関係の刑法等の改正が行われた。犯罪成立の要件等に関し大きな改正が行われたが、性犯罪が起こってしまった後の対処もさることながら、そもそも極力性犯罪が起こらない、起こさないことが重要ということは言うまでもない。その視点に立ち、性犯罪における再犯防止の重要性を踏まえて以下のとおり質問する。

一 再犯防止で着目すべきは、性犯罪行為の「病気や障害」としての側面に着目したアプローチである。依存症等の専門家によると、盗撮は「性依存症」、子どもへの性的関心は「小児性愛障害」との診断が付くケースがあるとのことである。病因だけに再犯率が異常に高く、子どもへの性犯罪前科二回以上の者の再犯率は八十四・六%に上るとの調査結果もある。病理的な原因に着目すると、再発防止の鍵として、専門治療や療法という対応策が前面に出てくる。

もちろん、病気や障害としての側面に着目しすぎることで、本人の行為責任を隠蔽することは避けなければならないが、現在は再犯対策を策定するに当たり、性犯罪行為の「病気や障害としての側面」からのアプローチが手薄すぎるのではないか。この視点について政府の認識を示されたい。

二 性犯罪行為を抑止する又は再犯を防止する上での「啓発や性教育」の重要性について政府の認識を示されたい。

三 法務省は平成十八年から「性犯罪者処遇プログラム」を一部のケースで導入し、再犯防止を図っている。このような取組はより強化されるべきであり、この「性犯罪者処遇プログラム」について、(1)刑事施設や保護観察でのこの種の指導をより充実させる必要性、(2)入所期間中だけではなく出所後や保護観察後の治療の継続の支援等に努める必要性、(3)プログラムによる効果検証も、より頻度を増して定期的に行い、プログラムの内容と再発防止の効果の相関関係を検証する必要性があると考えるが、これらの提案に関する現在の状況及び政府の考えを示されたい。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一及び三について

お尋ねの「性犯罪行為の「病気や障害としての側面」からのアプローチ」の意味するところが必ずしも明らかではないが、刑事施設及び保護観察所においては、性犯罪をした者に対し、精神科医療機関で実施されている精神療法である認知行動療法の手法を取り入れた「性犯罪者処遇プログラム」を実施しており、同プログラムについては、これまでもその効果を検証するほか、医師等の外部有識者による検討会を開催しており、それらの結果等を踏まえ内容を改訂している。

また、保護観察所においては、刑事施設や地域の医療機関等と連携し、性犯罪をした者について、刑事施設に在所中から必要に応じ地域の医療機関等の医師による面接を実施するなどして、出所後にも必要な治療や支援が受けられるよう調整を行っている。

これらの取組により、性犯罪をした者の再犯防止のための取組は一定の成果を上げているものと考えているが、引き続き、同プログラムの更なる充実を図ることなどを通じ、性犯罪をした者の再犯防止のための取組を強化してまいりたい。

二について

お尋ねの「性犯罪行為を抑止する又は再犯を防止する上での「啓発や性教育」の重要性」の意味するところが必ずしも明らかではないが、性犯罪を防止するためには、社会全体への啓発に取り組むとともに、学校等において、児童生徒等の発達段階に応じた適切な教育等を実施することが重要であると考えている。

参議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

趣旨が明らかではない ×2

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

似た質問主意書

件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。

提出 2021年5月18日 中谷 一馬(立憲民主党・無所属) 答弁 2021年5月28日
提出 2022年6月10日 本村 伸子(日本共産党) 答弁 2022年6月24日
衆議院 第208回 第124号趣旨が明らかではない ×2
提出 2011年6月20日 秋葉 賢也(自由民主党・無所属の会) 答弁 2011年6月28日
提出 2019年4月11日 井出 庸生(社会保障を立て直す国民会議) 答弁 2019年4月23日
提出 2023年12月8日 松原 仁(立憲民主党・無所属) 答弁 2023年12月22日

件名の語が重なる質問主意書

提出 2011年7月5日 秋葉 賢也(自由民主党・無所属の会) 答弁 2011年7月15日
衆議院 第177回 第297号お答えすることは困難 ×1
提出 2009年11月5日 山口 俊一(自由民主党・改革クラブ) 答弁 2009年11月13日
衆議院 第173回 第50号
提出 2005年7月20日 照屋 寛徳(社会民主党・市民連合) 答弁 2005年8月2日

この論点で次の質問を書くなら

アシストで並べる