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埋蔵文化財保護に関する質問主意書

参議院 第48回 第2号お答えすることは困難 ×1検討してまいりたい ×1

提出者
参議院
提出日
1965年2月3日
内閣転送 1965年2月6日
答弁書受領日
1965年2月12日
提出から9日
答弁の項目数
0
質問 490字/答弁 609字

質問本文

一、近時、工業地帯や住宅団地の造成、あるいは道路建設などによつて、埋蔵されている遺跡や遺物等の失われていく例が少なくない。

これを避けるためには、建設計画の段階で遺跡等の分布調査を行なうための経費の支出と、時間的な余裕を与えることが必要であると思う。この点についての政府の所見を承りたい。

二、現在東京都においては、鶴川団地の造成を行なつているが、このため多摩丘陵の山林が崩され、谷が埋められており、その結果失われていく遺跡も少なくないようである。

特にこの中には、典型的な石器時代の集落が発見されているが、この任にあたつた調査団側は、この遺跡の台地面積が小さいこと、半分は公園予定地であることなどから史跡として保存することを希望している。政府において、住宅公団にその部分の採土計画を変更させるとともに、破壊を最小限度にとどめるための措置を講ずるべきであると思うが、政府のこれに対する所見を承りたい。

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参議院の原文・経過

政府答弁書

一 埋蔵されている遺跡等の保護を図り、建設事業と遺跡保存の事前調整に資するため、さきに全国的に分布調査を実施して、遺跡台帳を整備したが、関係者への周知を図るため現在その所在地図譜の作成をとり進めている。

これらの遺跡にかかる公団その他による団地、道路等の建設事業については、建設計画の段階で関係省庁、公団、地方公共団体等において協議し、経費を分担して事前調査を行ない、建設事業と埋蔵文化財の保存について調整するよう努めている。

今後とも関係者間の連絡を密にするとともに、できる限り時間的余裕をもつて事前に詳細な調査を行ない、調査費の支出も増額して、遺跡の保護に遺憾なきを期したい。

二 日本住宅公団が宅地開発事業として実施中の鶴川地区における古代遺跡の取扱いについては、公園の一部として保存する等埋蔵されている遺跡等の保護を図るための方策を慎重に検討してきたが、該地が地形上大幅な切土工事を必要とする箇所にあたるため、これを現状のまま保存することは技術的にみてきわめて困難であるので、国、公団、町田市により調査費を追加して、現在の調査団により今後引き続き発堀調査を行なつて、その全ぼうを記録にとどめ、学術研究には支障のないよう措置することとした。

なお、今後の宅地開発に当たつては、文化財の保存あるいは調査について万全を期するよう、その統一的な取扱基準について、公団において関係方面と協議の上作成するよう検討中である。

参議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

お答えすることは困難 ×1検討してまいりたい ×1

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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