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釣り漁場の保全並びに造成に関する質問主意書
参議院 第31回 第1号
質問本文
全国の釣り愛好者は三百万人を超えるものとされている。釣りについてはややもすれば趣味と道楽の遊戯と見做されているが、清澄な空気と明るい太陽という釣り場の環境、更に釣り自体が必要条件とする精神統一ということを考えるならば、釣りは国民の保健、体位向上はもとより国民の道徳涵養の上に極めて適切なスポーツである。
以上の点にかんがみ、釣りを普及させる何らかの対策を樹てることは決して無駄とは思われない。よつて次の各項について政府の所信を明らかにされたい。
一、工場地帯造成計画に基き沿岸地帯の埋立が盛んに行われつつあるが、釣り漁場の保全について特に政策的配慮はないか。
二、工場、事業場等の増加又はダム建設に伴い釣り漁場は漸次荒廃しつつあるがこの対策をどうするか。
三、ダム地帯に観光をかねた釣り漁場を新たに造成するため、国費による稚魚放流等の考えはないか。
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電話:03-3581-3111(大代表)
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政府答弁書
スポーツとしての釣漁場の保全については、直接これを目的とする施策は特に考慮していないが、これらの漁場のうち同時に漁業生産の場としても重要なものについては、漁業生産の維持増大を図る見地からその保全ないし開発に努め、間接的にスポーツ用釣り漁場としての効用も保全し、又は開発されるよう配慮している。すなわち、
(1) 最近工場地帯造成計画に基き、相当面積の埋立が実施されつつあるのは事実であるが、他方、毎年多額の国費を投じて、浅海増殖開発事業を実施し、新規漁場の造成開発に努めて、漁場の確保を図つている。
(2) 工場、事業場等の増加による漁場の荒廃については、公共用水域の水質の保全に関する法律、工場排水等の規制に関する法律等により、水質許容基準を設定して、汚水等の処理を義務づけ、その防止に努める方針であリ、ダム建設等による漁場の荒廃については、稚あゆ等の放流事業費補助金を支出し、又は当該ダムに対する魚道の設置を指導する等資源の維持培養を図り、その防止に努めている。
(3) ダム地帯の漁場としての活用については、当該地帯が漁業生産の場として特に好適である場合には、漁業生産の維持増大を図る施策の一環として、検討したい。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。