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中小企業信用保証協会への国の助成強化に関する質問

参議院 第82回 第14号検討してまいりたい ×2

提出者
参議院
提出日
1977年11月25日
内閣転送 1977年11月25日
答弁書受領日
1977年11月29日
提出から4日
答弁の項目数
3
質問 661字/答弁 448字

質問本文

中小企業信用保証協会への国の助成強化に関する質問主意書

中小企業信用保証協会は、中小企業の信用補完について積極的役割をはたしてきたが、長期にわたる不況のなかで代位弁済が急増し、くわえて数次にわたる公定歩合の引き下げによる資金の運用益の減少によつて、信用保証枠の減少など運営に支障をきたしているものも少なくない。

今後も中小企業の高水準の倒産が予測され、このまま推移すれば信用保証協会の運営はさらに重大な事態に直面することになり、ひいては中小企業の信用補完にも重大な支障をきたすことになる。

しかも年末をむかえ中小企業の資金需要は一層増大し、信用補完の役割はますます重要になつている。

よつて、信用保証協会への国の助成を強化し、中小企業金融の円滑化をはかるため、次の通り質問する。

一 信用保証協会の運営の窮状にかんがみ、中小企業信用保険公庫融資基金を大幅に増額するとともに、公定歩合の引き下げによる運用益の目べりを補填するため、信用保証協会にたいする貸付利率を大幅に軽減することが必要であると考えるがどうか。

二 信用保証協会は、地方自治体や金融機関などからの出えん金をあおいで運営してきているが、地方自治体の財政逼迫により出えん金の増額が期待しにくい今日、中小企業金融の重大性にかんがみ、この際、国が各信用保証協会の実状に応じて出えん金を出すべきと考えるがどうか。

三 中小企業信用保証協会の運営の実態にかんがみ、中小企業信用保険の保険料率引き下げおよび保険金填補率の引き上げを図るべきだと考えるがどうか。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一について

信用保証制度の円滑な運営を図るためには、融資基金の充実が重要であり、今後も、その充実について検討してまいりたい。

他方、融資基金の貸付利率についても、中小企業信用保険公庫の収支状況等諸般の情勢を勘案しつつ検討してまいりたい。

二について

信用保証協会の基盤の強化については、地方公共団体からの出捐金、金融機関等からの負担金及び信用保証協会の自己資金の増強によることが基本であるが、本年度においては、中小企業の事業転換関連保証及び下請関係保証を促進するため、十億円の基金補助を行うこととしている。

三について

信用補完制度は、信用保証協会の保証と中小企業信用保険公庫の保険とによつて成り立ち、それぞれがその役割を分担している。このような信用補完制度の中で、中小企業信用保険公庫の保険料率及び保険てん補率は、保険収支全体を総合勘案して決められているものであり、中小企業信用保険公庫の収支が著しく悪化している現状においては、保険料率の引下げ及び保険てん補率の引上げを行うことは考えていない。

参議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

検討してまいりたい ×2

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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