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骨移植に関する質問主意書

衆議院 第121回 第7号承知していない ×1

提出者
衆議院
提出日
1991年10月2日
内閣転送 1991年10月4日
答弁書受領日
1991年10月22日
提出から20日
答弁の項目数
5
質問 437字/答弁 506字

質問本文

骨の欠損部分を物理的に補填する治療方法である骨移植は、自分の骨を移植する自家骨移植として古くから行われてきたが、近年交通事故による外傷が増加し、海外から輸入した骨による移植も行われているという。諸外国においてはいわゆる「骨銀行」が確立し評価を受けているが、我が国の現状について以下の質問を行う。

一 我が国における骨移植に関する研究の現状について明らかにされたい。

二 骨移植には海外から輸入された冷凍乾燥保存骨も使用されていると聞くが、現状をどのように把握しているのか、明らかにされたい。

三 本人以外の骨による骨移植を実施する場合の法的な制約について、該当する法律等をあげ説明されたい。

四 切断以外に適当な治療がなかった骨肉腫などについても充分な骨が得られるならば骨移植によって切断を免れる報告がなされているが、当局は骨移植をどのように評価しているのか、明らかにされたい。

五 いわゆる「骨銀行」の制定を求める意見があるが、当局の見解を明らかにされたい。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一について

骨移植に関しては広く大学等で基礎研究及び臨床研究が行われていると承知している。

二について

海外から輸入された冷凍乾燥保存骨を骨移植に使用した事例があることは承知しているが、我が国における使用実態の詳細については、把握していない。

三について

本人以外の骨による骨移植の実施に当たり、死体から骨を摘出することは、刑法(明治四十年法律第四十五号)第百九十条の死体損壊罪を構成し得るものであり、また生体から骨を摘出することは、同法第二百四条の傷害罪を構成し得るものであるが、いずれの場合においても、同法第三十五条に規定する「正当ノ業務ニ因リ為シタル行為」と評価されるものである限り、犯罪は成立しない。

四について

我が国においても、骨肉腫等の疾病治療により生じた骨欠損や外傷に対する有効な治療法の一つとして、相当数の骨移植手術が施され、その手術件数も近年増加しつつあると承知している。

五について

我が国においても、既に、骨の収集、保存及び提供を行う施設が幾つか存在すると承知しており、これらに加えていわゆる「骨銀行」を制度化する必要があるかどうかについては、今後慎重に検討すべき問題であると考えている。

衆議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

承知していない ×1

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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