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貸金業等の取締対策に関する質問主意書

衆議院 第13回 第5号お答えすることは困難 ×1

提出者
衆議院
提出日
1951年12月15日
内閣転送 1951年12月19日
答弁書受領日
1951年12月25日
提出から10日
答弁の項目数
0
質問 568字/答弁 517字

質問本文

衆議院議長 林 讓治 殿

貸金業等の取締対策に関する質問主意書

近時全国的に貸金を業とする金融機関の類似行為を行う殖産会社、金融会社等が続出し、大蔵省に届出の受理番号を大蔵大臣認可ないし大蔵省公認等のごとく裝い、大新聞に堂々と広告信用せしめ、掛金をすれば手軽に金融するという触れ込みで、日掛等で預金取扱等の違反行為を公然となし、金を集め、いざ借入れとなると言を左右にして貸付をせず、約束が違うから掛金だけでも返えせと迫れば、出資金の掛金であるから返せぬと拒まれ、各地に被害が続出し無知な零細業者を泣かせている。たまに貸付しても高利であり、大衆の利益にならず又有利な利殖と甘言で吊り月五分で金を投資させ二三箇月は利子を拂うがあとは続かず、遂に元金を詐取され、被害を受けている事実が各地に発生事件になつているものが相当ある。

中小企業者の金詰りにつけ込んで此の種の金貸業が正当な金融機関のごとく裝つて支店、出張所を全国各都市に設置し横行することは金融を覚乱し国民大衆の福祉を阻害する恐れがあり且つ正当な金融機関の活動の障害となつているが政府はこれに対しいかなる取締対策を講じているか解答願いたい。

貸金業等に関する法律の改正を行い届出制を認可制にし不正を防止する意志がないか。この種の業者の実態並びに統計を付して解答願いたい。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

貸金業等の取締に関する法律が昭和二十四年六月三十日に施行されて以来、現在までに貸金業の届出を行つたものは、全国で約六千に達するのであるが、人員、経費等の関係もあつて、徹底的な取締を行うことはきわめて困難であるので、もつぱら重点的に指導取締を行つている。

最近、相当規模の組織と資金量を持つて業務を行つている業者のうちには、一般の金融秩序を乱し、大衆に不測の損害を與える虞れのあるものも見受けられるが、これら業者は、金融関係法規に違反しないよう巧みに脱法行為を行つているので、その取締はきわめて困難な実情にある。しかし、違反事実の判明したものはそれぞれ法律の規定するところに従つて処断しており、目下財務局から実体調査の報告を徴し、その結果を集計中であるが、現在までに判明しているものは、告発したもの二件、業務停止を命じたもの十九件、その他の行政処分を行つたもの四十四件に達しているが、なお一方相当数の業者について目下調査中である。

御指摘の大蔵省公認等の表示は、一般利用者に対して誤解を與えるから、かかる表示を使用しないよう嚴重注意を行つている。なお、法律改正を行い届出制を認可制に改めることは、現在のところ考えていない。

右答弁する。

衆議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

お答えすることは困難 ×1

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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