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武蔵野市米軍宿舎設置に関する質問主意書
衆議院 第15回 第7号
質問本文
衆議院議長 大野※(注)睦 殿
武蔵野市米軍宿舎設置に関する質問主意書
過般来、武蔵野市における米軍宿舎設置に関し、武蔵野市が、市議会において、米軍宿舎設置反対を決議するほか、あるいは市民大会で、あるいはP・T・A大会等で全市民をあげて設置反対を政府に強く要望してきたゆえんは、周知のように、武蔵野市が、成蹊大学から幼稚園に至るまで五十有余の教育施設を有する文教地区としての特殊事情によるのであります。
当問題については、すでに十一月四日、中村高一君から十二項目にわたつて質問書が提出されたのでありますが、重ねて左記の諸点について答えられたい。
一 政府は、当米軍宿舎設置に関する全武蔵野市民あげての反対にかかわらず、予定通り十二月初旬に工事に着手するとの意思表示をしたが、政府はあえて地元民のこの切実な設置反対意思を強力に黙殺しても工事に着手する意思なのか。
二 かような非民主的なやり方は、憲法違反ではないか。
三 十二月初旬の起工を見合せて、当設置問題を公聴会にはかる意思なきや。
四 立川市の夜の生態については、政府当局者もよく御存知のことと思う。決して取締当局による取締がなされていないのではない。万全を期して取締に当つていられると思うが、なお、依然として現状はああした実に寒心にたえない状態である。われわれは、武蔵野市が第二の立川になるのではないかということを特におそれる。この風教に関する点について、特に文部当局の見解を示されたい。
五 中島工場の残存施設を米軍宿舎に転用する計画を中止し、改めて当施設を武蔵野市当局に払い下げ、支化施設として活用することが最も望ましいと思うが如何。その意思なきや。
右質問する。
政府答弁書
一 武蔵野市議会はじめ学園自治浄化連盟その他地元諸団体の代表ともしばしば会談して本件宿舎設置事情について一般市民の諒解を求める努力を継続しつつあり、客観的に見て、風紀、交通その他の問題について武蔵野市民にとつて容認し得ないほどの困難な事態が生ずるとは判断しかねるので、計画通り工事に着手する方針である。
二 地元民の声は計画の当初より考慮したが、イ 民有の土地、施設をできる限り避けること、ロ 既存の施設を利用して経費の節減を計ること及び、ハ 工期を短縮すること等を主たる条件としているため関係庁と協議の上同地を選定した次第である。
三 起工が遅れている上に、これ以上遷延しがたい事情にあるので、本問題を改めて公聴会にはかる意思はない。
四 全国各地の集団的家族住宅地区の周辺においてはいわゆる風紀問題は起つていないが、特に本件については米軍当局とも協議中であり、今後とも弊害防止のため努力を払う方針である。
なお、文部省当局としては
武蔵野市その他に対して文教地区指定の勧奨を行つているので、この指定が行われれば風教上の問題から保護されると思う。
又、本件宿舎は特に家族持将校のみを収容する由であるから武蔵野市がいわゆる第二の立川になるようなおそれはないと考える。
五 計画を変更する意思はない。
右答弁する。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。