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大使等に対する着任国からの便宜供与の実態に関する質問主意書

衆議院 第154回 第144号お答えすることは困難 ×1趣旨が明らかではない ×1

提出者
民主党・無所属クラブ
提出日
2002年7月19日
内閣転送 2002年7月22日
答弁書受領日
2002年8月7日
提出から19日
答弁の項目数
3
質問 318字/答弁 1,115字

質問本文

一 駐露大使がモスクワ市内のホテル「スラビャンスカヤ・ホテル」のフィットネス・クラブから便宜供与を受けていたという報道がある。この報道は事実か。事実であれば、その内容と便宜供与を金額換算するといくらになるかお示し願いたい。

また、このような便宜供与を日本政府として問題と考えているのか否か、お尋ねする。

二 モスクワの日本大使及び大使館員が、ロシア政府関係及び民間企業からこれまで便宜供与を受けたことがあるとすれば、その内容をお示し願いたい。

三 大使及び公使が着任国政府関係及び企業から過去及び現在、便宜供与を受けているとすれば、どのようなものか着任国ごとに内容と、それぞれ問題と考えているのか否か見解をお示し願いたい。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一について

丹波實ロシア連邦駐箚特命全権大使(以下「丹波大使」という。)は、モスクワ市内のスラビャンスカヤ・ホテル内のいわゆるフィットネス・クラブから、名誉会員として、同クラブの施設を全日利用することのできる地位を平成十一年十月から無償で提供されていた。モスクワ駐在の他国の大使にも同クラブから同等の地位が無償で提供されているものと承知しているところ、このような名誉会員と同じ条件で同施設を利用することができる有効期間が一年間の会員権の価格は、約二十二万円相当であると承知している。

丹波大使がこのような扱いを受けていたことは、在ロシア連邦日本国大使館が同ホテルをレセプション会場等として利用した実績があることから、その見返りではないかとの誤解を招きかねず、適切ではないと考えており、その旨を外務本省から丹波大使に伝えたところである。これを受け、丹波大使は、本年七月十九日、同クラブに対し、この名誉会員としての取扱いを辞退したところである。

二について

お尋ねの「ロシア政府関係」及び「便宜供与」がどのようなものを想定しているのか必ずしも明らかではないが、外務省において、丹波大使を含め在ロシア連邦日本国大使館の職員が、現地の民間企業等から優遇された扱いを受けていた事例として把握し得たものとしては、例えば、以下のものがある。

1 丹波大使は、モスクワ駐在の他国の大使と同様に、モスクワ近郊所在の民間のゴルフ場から、名誉会員として地位を提供されており、平成十二年から平成十三年にかけて複数回無料でゴルフをしたことがある。なお、本年は、丹波大使にそのような地位は提供されていない。

2 モスクワ市内の飲食店二店は、モスクワに駐在する外交官及びその家族等に対し、飲食代につき十五パーセントの割引を設定しており、在ロシア連邦日本国大使館の職員が当該飲食店を利用する場合にも、右割引の適用を受けている。

三について

お尋ねの「着任国政府関係」及び「便宜供与」がどのようなものを想定しているのか必ずしも明らかではなく、また、一般に、各国に駐在する我が国特命全権大使その他の大使館の職員が、当該国に駐在する他国の外交官と同様に、民間企業等から料金割引等の各種の優遇された扱いを受けている例はあるものと承知しているが、二についてで述べた在ロシア連邦日本国大使館の職員に係るものを除き、政府として、このような事例を逐一把握しているわけではないので、答弁することは困難である。外務省においては、我が国の在外公館の職員と民間企業等との関係については、従来から、国民の疑念や不信を招くおそれがあるような不適切な行為を控えるよう指導しているところである。

衆議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

お答えすることは困難 ×1趣旨が明らかではない ×1

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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