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菅平硫黄採掘に関する質問主意書

衆議院 第16回 第40号検討してまいりたい ×2

提出者
衆議院
提出日
1953年7月28日
内閣転送 1953年7月29日
答弁書受領日
1953年8月4日
提出から7日
答弁の項目数
0
質問 332字/答弁 420字

質問本文

衆議院議長 堤 康次※(注) 殿

菅平硫黄採掘に関する質問主意書

長野県小県郡長村十ノ原における硫黄採掘に関し、左の二点について質問する。

一 鉱害水中和に要する石灰の中和能力は、一回につき三日間有効であるというが、長村近在には石灰の産地なく、従つて輸送費にばく大の経費を要する。硫黄含有量の低い本鉱区は、この条件下で採算可能なりや。採算第一主義とすれば、中和作業は怠慢となるおそれがある。これ等に対する政府の所見如何。

二 鉱害中和が完全に行われることによつて、飲料水としてさしつかえない程度に無酸化する事ができても、土じように環元性があつて、酸が元にもどるというが、事実であるか、事実とすれば神川の流域水田千五百四十六町歩に対する政府の対策如何。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一 長野県小県郡長村における硫黄掘採の地域は、いまだ探鉱中であつて本格的操業をなす段階に至つていない。従つて、企業上の採算の目途が確定していない現状では、鉱害水中和のため石灰を投入して稼行することが硫黄掘採の採算上可能であるか否かは、いまだ判断することができない実情にある。

然し、この地区の硫黄の掘採をなす場合には、鉱毒水を石灰により中和することが絶対的要件であると思われるので、この点を充分考慮して、本件鉱業に対する今後の根本的対策につき目下検討中である。

二 酸性水の中和が完全に行われれば理論的には還元することは考えられないが、現地調査の結果によれば多少還元の事実がみられるので、今後完全中和により還元を防止し得るか否かは問題であり、完全中和が行われないときは、下流水田に及ぼす影響は大きいから、今後掘採を認めるべきか否かについては、この点に留意し一の問題とも関連して現在検討中であるので、その結論により決定致したい。

右答弁する。

衆議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

検討してまいりたい ×2

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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