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長野県北佐久郡芦田村外五箇村の用水ため池工事継続に関する質問主意書

衆議院 第9回 第93号

提出者
衆議院
提出日
1950年11月29日
内閣転送 1950年12月2日
答弁書受領日
1950年12月8日
提出から9日
答弁の項目数
0
質問 252字/答弁 356字

質問本文

衆議院議長 ※(注)原喜重※(注) 殿

長野県北佐久郡芦田村外五箇村の用水ため池工事継続に関する質問主意書

長野県北佐久郡芦田村外五箇村の用水ため池工事は、着手前政府並びに県当局の技術的調査を経て着手し、地元村民の熱烈なる協力のもとに工事進行中のところ、本年に至り地質調査の疎漏のため漏水はなはだしく、工事中止となり、地元村民の失望はもちろん、食糧増産に支障をきたすことはなはだ大である。

政府は、事前調査の疎漏の責任を痛感して、更に嚴重なる調査と計画をもつて本工事を継続する意思があるか。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

本件は、昭和十五年用排水幹線改良事業として補助採択し、今日まで継続施行中の長野県営事業である。

堰堤地点の地質調査は、六箇所ボーリングを行つた。その試錐延長は、各々八米ないし十一米で箇所数の不足と一部の岩塊を不透性と認め、岩盤に到達したものと誤信し、床堀工事を実施したところ計画線まで堀さくしたるも予定岩盤に到達しなかつたので、再度地質調査を行つた結果、本地点は、旧蓼科山の噴火生成当時の爆発に拠出された火山岩塊等の拠出物であることが判明した。

これは火山岩塊が数米にも達する大塊をなし、集塊岩が各処に分布しているものを基盤と誤認したもので、実に遺憾なことである。従つて本事業を継続施行することは技術的にも不可能であるので、一応現行工事を中止し、各種試験を施行し、技術的検討を行つた上善処致したい。

右答弁する。

衆議院の原文

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