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新潟県新津土木出張所管内の堤防復旧工事対策に関する質問主意書

衆議院 第22回 第10号

提出者
衆議院
提出日
1955年6月1日
内閣転送 1955年6月4日
答弁書受領日
1955年6月10日
提出から9日
答弁の項目数
0
質問 608字/答弁 354字

質問本文

衆議院議長 ※(注)谷秀次 殿

新潟県新津土木出張所管内の堤防復旧工事対策に関する質問主意書

現在、新津土木出張所においては管内でもつとも危険な早出川筋四箇所の堤防復旧工事を実施しているが、予算の関係で工事継続不可能の状態におちいり、梅雨期をひかえて川筋の農民は水害の再発を憂慮している。とくに早出川は、その名の示すとおり出水が一度にどつとくるのが常であつて、しかもその河床が川筋の耕地よりはるかに上位にあるため、ひとたび堤防が決壊すると附近の耕地は完全に水びたしとなるのみならず、多量の砂れきを放出し、耕地を壊廃せしめるものである。

今年の雪どけの出水期にあつても、すでに五泉市木越地内にある六十メートルの堤防の決壊で惨たんたる被害を受けている。

現在、梅雨出水期対策として堤防復旧工事施行中のものは、早出川筋の五泉市三本木地内五十メートル、同市不動堂地内の五十メートル、村松町木越地内の四十メートル、新関村羽下地内の百メートルの四箇所であるが、このほか、同出張所管内の早出、仙見、能代の三河川には二十七年度災害二十箇所、二十八年度災害二十五箇所、二十九年度災害十箇所計五十五箇所の未復旧堤防があり、いずれも危険な状態で放置されている。

右のごとき危険と不安きわまりない未復旧堤防工事に対し、政府はいかなる緊急対策ありや伺いたい。また、今後の復旧工事に対しいかなる計画ありや、これもあわせて知りたい。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一 現在工事中に係る早出川筋災害復旧工事は、五泉市内三箇所、新関村内二箇所の計五箇所であつて、工費にして約五百三十六万円である。

右工事に対してはいずれも梅雨出水期迄に完了する目途の下に、目下鋭意その促進を図つているところであり、七月初旬には竣功の予定である。

二 本年の融雪出水に因り被害を受けた五泉市木越地内の早出川堤防災害復旧工事については、既に復旧工法の検討も終了したので、とりあえず応急工事を進めているが、県当局の準備完了次第至急査定を行つて予算措置を講じたいと考える。

三 早出川、仙見川、能代川の三河川における災害復旧工事に対する進捗の状況は別紙のとおりであるが、今後とも予算との関連において極力工事の促進を図り、水防態勢の強化とも相まつて、再度災害発生の防止に努めたいと考える。

右答弁する。

衆議院の原文

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