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いわゆる「宙に浮いた年金記録」の確認作業に関する質問主意書

衆議院 第166回 第383号お答えすることは困難 ×1検討してまいりたい ×1

提出者
無所属
提出日
2007年6月14日
内閣転送 2007年6月18日
答弁書受領日
2007年6月22日
提出から8日
答弁の項目数
6
質問 1,056字/答弁 1,486字

質問本文

いわゆる「宙に浮いた年金記録」につき、あくまで国民の側に立って納付記録の確認作業を行うべきとの立場から、以下具体的に質問する。

1 総務省に、保険料が納付されているか否かを判定する第三者委員会を設置するとのことだが、国民に二度三度足を運ばせないためにも、その判断基準を具体的に定め、事前に国民に公表すべきではないか。

2 納付したという何らかの物証(領収書、銀行通帳出金記録、雇用主の記録等)もなく、第三者の証言等物証以外の証拠もない場合、納付の有無をどう判定するのか。それとも、その場合、「納付の事実なし」と判定するのか。

3 第三者委員会への申し立てにつき、すべて自動的に認めるのは問題ではあるが、問題が社会保険庁(国)側の一方的重過失で発生した以上、その申し立て内容が「間違い」或いは「虚偽」であるという挙証責任は、第三者委員会側が負うべきではないか。それともあくまでも申立人が「納付の事実」を証明しなければならないのか。端的に答えられたい。

4 中央だけではなく、総務省の出先機関にも第三者委員会を置くとのことだが、全国で何箇所の設置を予定しているのか。また、その設置場所につき、申立人の利便性を考慮することは勿論のことだが、第三者委員会までの交通費等については、申立人の負担とするのか、或いは国で何らかの補填を行うのか。

5 現在、社会保険庁において、二十四時間電話相談窓口を設置しているが、実際問題として、コンピューターシステムが十八時に終了してしまうのであれば、電話窓口が二十四時間設置される効果がかなりの部分減殺される。コンピューターシステムも二十四時間稼動システムに変更すべきと考えるが、見解如何。

6 六月十日に、全国二十三県の百三十カ所の社会保険事務所で、公的年金の記録を管理する社会保険庁の照会システムに障害が発生し、相談に来た加入者らの記録照会ができなくなったとのことであるが、トラブルの原因はなにか。今後同様の障害が起こらないように早急に対策を講じるべきと考えるが、その対応如何。また、その対策にどの程度の費用がかかるのか。

7 六月九日(土曜日)、十日(日曜日)と週末の相談業務を行ったというが、この週末、休日の相談業務は、いつまで行うのか。また、相談時間帯の拡大を考えていないのか。

8 繁華街への臨時の相談窓口の設置は、事前の広報不足で相談件数も少数との報道もあるが、今後、いつ、どこに設置するのか。計画的に行い、かつ事前に相談者への周知徹底を図るべきではないか。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

1から3までについて

保険料が納付されているか否かの判定に当たっての基準については、総務省に設置した年金記録確認中央第三者委員会において、総務大臣の求めに応じ、総務大臣が行うあっせんに当たっての基本方針その他年金記録に係る苦情のあっせんに関する重要事項として調査審議することとされており、その公表についても同委員会において調査審議されることとなるものである。

4について

お尋ねについては、申立てを行う方々の負担ができるだけ少なくなるよう、すべての都府県それぞれ一か所と北海道四か所の合計五十か所の各管区行政評価局等に年金記録確認地方第三者委員会を設置したところである。

5について

社会保険オンラインシステム(厚生年金保険及び国民年金等の適用、保険料の徴収、給付並びに年金相談等に使用するコンピュータシステムをいう。以下同じ。)については、同システムの全面的な見直しを必要とすることから二十四時間稼働可能なシステムに移行することは困難であるが、年金記録に係る相談体制の充実を図るため、本年六月四日より、平日におけるオンライン稼働を原則午後八時まで延長する等の措置を講じたところである。

6について

御指摘の「トラブルの原因」は、社会保険オンラインシステムの制御プログラムの不具合及び今回の年金記録に係る相談業務の実施のため通常行われない金曜日の延長稼働並びにこれに引き続く土曜日及び日曜日の連続した社会保険オンラインシステムの稼働を行ったことであり、その結果、当該制御プログラムが処理する情報量の多いホストコンピュータ九系統のうち三系統に対し、日曜日のオンライン稼働の命令が正常に行われなかったものである。

今後、当該制御プログラムの不具合を改修することとしているが、それまでの間、今回のような通常の稼働と異なる運用を行う場合には、オンライン接続の処理手順の変更による暫定措置を講ずることとしたほか、事前に正しく稼働することの確認試験を更に徹底して行うこととしている。

御指摘の「費用」については、当該制御プログラムを開発した株式会社エヌ・ティ・ティ・データ自らが暫定措置及びプログラム改修を行うこととしており、このための国としての費用負担は生じない。

7について

社会保険事務所における相談業務については、年金記録に係る相談体制の充実を図るため、すべての社会保険事務所において、御指摘の日以外の休日にも、六月十六日及び十七日に年金相談を実施したところであり、今後については、現時点では、六月二十三日、六月二十四日及び七月十四日に開庁を予定している。また、毎週月曜日に加えて他の平日も午後七時まで受付時間を延長したところであり、更なる相談時間帯の拡大については、今後の相談実績等を踏まえて、適切に検討してまいりたい。

8について

臨時の相談窓口の設置については、これまでも、平成十九年六月七日に、東京及び大阪の各社会保険事務局において実施したほか、六月八日及び十五日には全国の社会保険事務局において、一斉に実施したところである。今後も、全国の社会保険事務局において、六月二十二日及び二十九日に一斉に実施するとともに、特に相談件数が多い社会保険事務局においては、可能な限り、これ以外にも、随時、積極的に実施することとしている。当該窓口は、繁華街やターミナル駅等の人が多く集まる場所に設置することとしており、臨時窓口の設置場所・日時については、各社会保険事務局において、報道機関へのプレスリリースやホームページへの掲載等の広報啓発活動等を通じて周知徹底を図ることとしている。

衆議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

お答えすることは困難 ×1検討してまいりたい ×1

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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