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ミャンマーで殺害された邦人記者の遺品の取り扱い等政府の対応に関する質問主意書
衆議院 第168回 第69号
質問本文
一 二〇〇七年九月二十七日、ミャンマーの治安部隊の銃撃を受けて死亡した長井健司さんが所属していたAPF通信の山路徹社長が同年同月二十九日、ミャンマーに入り、長井さんの遺品を整理した際、現地警察から長井さんが銃撃された際に所持していたと見られるビデオカメラ(以下、「ビデオカメラ」という。)が返却されていないことが明らかになったが、長井さんの遺品の中で「ビデオカメラ」が返却されていない理由につき、政府は把握しているか。
二 長井さんの遺品の中で「ビデオカメラ」が返却されていないのは、銃撃の現場が撮影されたものをミャンマー政府が隠匿するためではないかと思料する。長井さんが銃撃を受けた際の詳細を明らかにするためにも、政府はミャンマー政府に対して長井さんの全遺品の返却を強く訴えるべきと認識するが、政府はミャンマー政府に対して長井さんの全遺品の返却をきちんと働き掛けているか。
三 長井さんを実際に銃撃したミャンマー治安部隊の兵士に対して、政府はどのような措置をとる考えか。新聞各紙やテレビ等で長井さんが銃撃を受けた時の映像が流されており、長井さんを撃った兵士を特定することは可能であると承知するが、具体的に長井さんを銃撃した兵士を殺人罪で訴追する等の厳しい措置をとるべきではないか。政府の認識如何。
四 福田康夫内閣総理大臣は、二〇〇七年十月一日の所信表明演説でミャンマー情勢に触れ、「情勢が悪化したミャンマーで、邦人の方が亡くなられたことは誠に遺憾です。」と述べているが、右で福田総理が述べている「遺憾」とは具体的にどのような意味か。
五 民間人に対する軍兵士による銃撃という極めて非人道的な行為により、一人の日本国民の尊い人命が失われた状況を鑑みる時、四の福田総理の「遺憾」という表現は果たして適当か。政府の認識如何。
右質問する。
政府答弁書
一及び二について
現在、政府として、御指摘のビデオカメラを含め長井健司氏が死亡したときに所持していたすべての所持品の返還についてミャンマー連邦(以下「ミャンマー」という。)政府に対し強く要請しており、ミャンマー政府からの回答を待っているところである。
三について
今後の政府の対応については、ミャンマー政府による真相究明の結果も踏まえつつ、検討していくことになる。
四及び五について
御指摘の福田内閣総理大臣の所信表明演説は、ミャンマーにおけるデモに対し実力行使が行われる中で、我が国国民の尊い命が失われたことにつき、極めて残念であり、これを看過することはできないとの考えを表現したものであると認識しており、福田内閣総理大臣が述べた「遺憾」との表現について政府として不適当であるとは認識していない。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。