ことばで探す › 衆議院 第170回
シンドラー社製エレベーター死亡事故の原因究明に関する質問主意書
衆議院 第170回 第125号
質問本文
二〇〇六年六月、シンドラー社製のエレベーターで死亡事故が発生した。二年以上経過するが、現状についてお尋ねする。
一 その原因究明と責任追及はどこまで進んでいるのか。国土交通省、警察庁、独立行政法人をはじめ担当部署ごとに詳細をお示し願いたい。
また、その内容は逐一、ご遺族に報告されているのか。
二 同社製で同じタイプのエレベーターは政府の建物で使われているか。使われているならば、その場所をすべてお示し頂きたい。また、そのエレベーターを使って、検証実験を実施しているのか。実施していないのであれば、早急に実施すべきと考えるがいかがか。
三 同社製同タイプのエレベーターは、現在、全国で何カ所使われているか。使用場所をお示し願いたい。国として本当に安全性は保証できるのか。
四 国として、ご遺族に対して、現在、どのような気持ちを持っているのか。
また、国として、この事故に関する責任については、どのように考えているのか。
五 本質問の答弁に関係する資料や答弁書も、自民党国対に事前にお知らせしたり、相談したりするのか。
自民党国対の意向で答弁が不十分にならないように強く要請する。
以上、内閣の見解を問う。
質問番号を束ねて粗く不誠実な回答をするのではなく、質問番号ごとに誠実に回答を頂くことをお願いする。
右質問する。
政府答弁書
一について
警察庁としては、御指摘の死亡事故については、警視庁において、関係者の取調べ、関係証拠の押収及びその精査等所要の捜査を行っており、その進捗状況について、適時に、御遺族に連絡しているものと承知している。
なお、国土交通省としては、社会資本整備審議会建築分科会建築物等事故・災害対策部会及び同部会のエレベーターワーキングチームにおいて、エレベーターの安全確保の観点から当該事故について審議を行い、その結果については、適時に、御遺族に説明してきたところである。今後、捜査当局による捜査の結果を踏まえ、必要に応じ調査を行ってまいりたい。
二について
シンドラーエレベータ株式会社によれば、当該事故に係るエレベーターの巻上げ機、制動装置及び制御盤と同型のものを用いた同社製エレベーターは、各府省の建物では使用されていないとのことである。
三について
シンドラーエレベータ株式会社によれば、当該事故に係るエレベーターの巻上げ機、制動装置及び制御盤と同型のものを用いた同社製エレベーターは、現時点において、東京都教職員研修センター(東京都文京区)において三基、上田郵便局(長野県上田市)、和白郵便局(福岡県福岡市)及び株式会社中村家具福岡店(福岡県福岡市)において各一基の合計六基が全国の四か所において使用されているとのことである。
また、これらのエレベーターについて、建築物の所有者、管理者又は占有者により、建築基準法(昭和二十五年法律第二百一号)において規定するエレベーターに関する技術的基準に適合するよう適切な維持がなされている場合は、当該基準に係る安全性は確保されていると考えられる。
四について
当該事故が発生したことは誠に遺憾である。捜査当局における捜査を通じて原因究明が行われ、責任の所在が明らかにされるものと考えている。
五について
国土交通省として、御指摘のことは行っていない。
似た質問主意書
件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。