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二〇〇〇年以降の年金記録に記録の抜け等の不備がある問題に関する質問主意書

衆議院 第171回 第350号お答えすることは困難 ×3

提出者
民主党・無所属クラブ
提出日
2009年4月28日
内閣転送 2009年5月7日
答弁書受領日
2009年5月12日
提出から14日
答弁の項目数
5
質問 885字/答弁 1,138字

質問本文

二〇〇〇年以降の年金記録にも記録の抜け等の不備が生じている事実が明らかになっている。二〇〇〇年以降においても記録の抜け等の不備が生じているということは、今後も記録の抜け等の不備が生じ続ける可能性がある。年金制度に対する不信を払拭するためにも、早急な調査と対応策の検討が必要であると考える。

年金をはじめとする社会保障は、国家存立の基盤でもある。現在、その信頼が失われており、一刻も早く信頼を回復するためには実態解明が欠かせない。以下、真摯に実態を明らかにするよう要望する。

一 二〇〇〇年以降の年金記録に記録の抜け等の不備が生じている件数は何件か。国民年金と厚生年金のそれぞれについて、件数及び合計数をお示し願いたい。

二 二〇〇〇年以降の年金記録に記録の抜け等の不備が生じた原因・理由を、すべてお示し願いたい。

三 総務省年金記録確認第三者委員会において、記録訂正の是非の判断をした事例のうち、二〇〇〇年以降の年金記録に記録の抜け等の不備が生じている件数は何件か。国民年金と厚生年金のそれぞれについて、件数及び合計数をお示し願いたい。

四 三のうち、二〇〇〇年以降の年金記録に記録の抜け等の不備が生じた原因・理由について、原因・理由ごとの件数をお示し願いたい。

五 総務省年金記録確認第三者委員会においてあっせんの判断をした、「茨城国民年金事案二」「和歌山国民年金事案二〇」「愛媛国民年金事案五」について、ご本人が納めた国民年金保険料は、どこに納められ、どのように処理されていたのか。それぞれの事案ごとにお示し願いたい。

六 総務省年金記録確認第三者委員会においてあっせんの判断をした、「千葉厚生年金事案一」「厚生年金事案二九」については、標準報酬月額の改ざんの可能性が高いが、担当した職員へのヒアリングは実施しているのか。ヒアリングの結果、改ざんの事実はあるのか。それぞれの事案ごとにお示し願いたい。

七 二〇〇〇年以降の年金記録に記録の抜け等の不備が生じていることに対して、政府はどのような対策をしていくつもりか。今後の対策を具体的にお示し願いたい。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一及び二について

社会保険庁においては、年金記録の欠落や誤りがある時期により区分して記録の整理を行っていないため、お尋ねの件数及び原因・理由についてお答えすることは困難である。

三及び四について

年金記録確認第三者委員会(以下「第三者委員会」という。)においては、年金記録の訂正が必要と判断された事案について、当該記録の訂正が必要な時期により区分して記録の整理を行っておらず、また、年金記録の欠落や誤りが生じた原因・理由の分析を行っていないため、お尋ねの件数及び原因・理由についてお答えすることは困難である。

なお、第三者委員会において年金記録の訂正が必要と判断された事案のうち、申立人が平成十二年一月一日以降の期間について、年金記録の欠落や誤りがあると主張しているものは、国民年金に係る事案が百件程度、厚生年金保険に係る事案が二千件程度である。これらの事案の中には、第三者委員会において、国民年金に係る事務的過誤の可能性について言及されたもの、厚生年金保険の適用事業所に該当しなくなった後に遡及して標準報酬月額を引き下げた社会保険庁の処理が不合理であるとされたもの、事業主が適切に保険料の納付を行っていないとされたものなどがある。

五について

御指摘の三事案については、社会保険庁又は市町村において、国民年金保険料の納付又は免除の申請の事実を確認することができる資料が現存せず、また、社会保険庁において当該被保険者に対して確認したところ、当該被保険者においても納付又は免除の申請の事実を証明する資料が現存していないため、お尋ねの点についてお答えすることは困難である。

六について

お尋ねについては、所在不明者等を除く当時の担当職員を対象にヒアリング等の調査を行ったところであり、その調査結果からは改ざんの事実があったか否かについては確認できなかった。なお、当該調査の詳細については、平成二十年九月九日の年金記録問題に関する関係閣僚会議において公表された「標準報酬・資格喪失日の遡及訂正事案に係る調査結果について」に記載されているとおりである。

七について

社会保険庁においては、これまでも年金記録の欠落や誤りが生じないよう、社会保険オンラインシステムへの年金記録の入力の際に複数人で入力結果の確認を行うなどしているところである。

また、被保険者及び受給権者の年金記録について、欠落や誤りがないか、当該被保険者及び受給権者においても確認していただくため、平成十九年十二月から平成二十年十月までの間、「ねんきん特別便」をすべての被保険者及び受給権者に対して送付したところであり、また、平成二十一年四月からは、「ねんきん定期便」をすべての被保険者に対して送付しているところである。

衆議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

お答えすることは困難 ×3

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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