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東北新幹線新青森駅開業に伴う並行在来線「青い森鉄道線」の運営に関する質問主意書
衆議院 第174回 第575号
質問本文
本年十二月四日、東北新幹線新青森駅開業と同時に、並行在来線である東北本線八戸・青森間がJR東日本から経営分離され、「青い森鉄道線」として、地域が主体となって運営することになっている。また、同線は多数の貨物列車が走行する我が国物流の大動脈であることから、新青森駅開業後も地域間を結ぶ貨物輸送路及び生活路線として、重要な役割を果たす路線である。
私の地元青森県では、開業に伴う交流人口の拡大や開業効果を歓迎するムードが高まっている反面、JRから経営分離される並行在来線をめぐる議論が活発化しており、厳しい財政状況のなか、新たな負担を強いられるのではないかと、沿線自治体などから不安や反発の声が上がっている。今後、新青森駅開業までに国として、具体的な支援策などの早急な取り組みが極めて重要であると考える。
従って、次の事項について質問する。
一 我が国物流の重要な役割を果たす並行在来線が、経営難により運行停止という事態になれば、貨物輸送をはじめ、生活のために利用する沿線住民にとっても大きな打撃となり、地域格差はますます深刻化していく。国は並行在来線を維持させるためにも、地方負担に対する財政支援措置をするべきと考えるが如何か。
二 膨大な貨物列車が走行している実態を踏まえ、貨物列車走行のため、沿線自治体などに大きな財政的負担をかけることのないよう、早急に貨物線路使用料の増額を図ることが必要であると考えるが如何か。
三 第三種鉄道事業者である青森県が、鉄道軌道輸送対策事業費補助等の現行補助制度の対象となるよう、国は対象事業者及び対象事業を拡充するべきと考えるが如何か。
右質問する。
政府答弁書
一から三までについて
お尋ねの点については、平成二十一年十二月二十四日に整備新幹線問題検討会議において決定した「整備新幹線の整備に関する基本方針」において、「当該地域における鉄道のあり方の検討」として、「沿線自治体の同意によってJRから経営分離された並行在来線については、地域の足として、当該地域の力で維持することが基本となる。一方で、JRも当該地域における鉄道事業者として、経営分離後も並行在来線維持のためできる限りの協力と支援を行うことが求められる。こうした見地から、沿線自治体の要請があった場合には、関係者により必要な対策を検討するものとする」及び「新幹線の整備後においても、並行在来線等を運行する貨物鉄道ネットワークを維持する必要がある。このため、並行在来線の分離等に伴うJR貨物に対する影響を検証しつつ、必要な対策を検討するものとする」とするとともに、「地方財政の厳しい状況に鑑み、整備新幹線の整備(並行在来線の維持を含む)に伴う地方負担の軽減について、整備新幹線問題検討会議等において、引き続き検討を行うものとする」としていることを踏まえ、現在、整備新幹線問題調整会議において検討を進めているところである。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。