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北方領土問題解決に向けた前内閣総理大臣の発言に対する政府の見解等に関する質問主意書
衆議院 第177回 第51号
質問本文
本年二月五日、北海道根室市を訪問した鳩山由紀夫前内閣総理大臣は、講演の中で「四島を同時に返せというアプローチであれば、今のような現実の中で未来永劫平行線のままだ」、「二島にプラスアルファという考え方で、プラスアルファの解釈に知恵が必要だ」との発言(以下、「鳩山発言」という。)をしている。右を踏まえ、質問する。
一 「鳩山発言」に対する政府の見解如何。
二 本年二月七日の衆議院予算委員会において、前原誠司外務大臣は「鳩山発言」に関し、「元首相が日本(政府)と異なる考え方をおっしゃるのは控えていただきたい」との旨、述べていると承知する。では、「鳩山発言」のどこがどう、北方領土問題に対する政府の公式見解と異なるのか、詳細に説明されたい。
三 本年二月七日、東京都千代田区において、北方領土返還要求全国大会が開催された。その中で、主催者の実行委員長や司会者から、「北方四島の一括返還」と、「一括返還」という言葉が何度か使われていたと承知するが、政府として右を確認しているか。
四 北方領土に関して使われる、いわゆる「四島一括返還」の定義に対する政府の見解如何。
五 北方領土に関して使われる、いわゆる「二島先行返還」の定義に対する政府の見解如何。
六 四と五のいわゆる「四島一括返還」、「二島先行返還」は、北方領土問題に係る政府の公式見解に合致するか。合致しないのなら、どの点が合致しないのか、それぞれ詳細に説明されたい。
七 菅直人内閣発足後、それ以前の鳩山由紀夫内閣と比較し、北方領土問題に対する政府の公式見解並びにロシアとの北方領土交渉に臨む方針に何らかの変更が生じたという事実はあるか。
右質問する。
政府答弁書
一及び二について
政府としては、北方四島の帰属の問題を解決してロシア連邦との間で平和条約を締結するという基本的方針を堅持しつつ、北方四島の我が国への帰属が確認されれば、実際の返還の時期、態様及び条件については柔軟に対応する考えであり、御指摘の発言はこの考えとは必ずしも一致していないと考える。
三について
御指摘の者が行った発言については承知している。
四から六までについて
政府としては、お尋ねの「四島一括返還」の具体的な意味については、お答えする立場にないが、政府の基本的方針を踏まえ、北方四島の返還を願う強い思いを表明したものであると認識している。また、政府としては、お尋ねの「二島先行返還」については、一般的に確立した定義はないと承知している。
七について
御指摘のような変更が生じたという事実はない。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。