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日ロの密漁・密輸出対策に係る政府の国民に対する説明等に関する質問主意書

衆議院 第179回 第44号

提出者
民主党・無所属クラブ
提出日
2011年11月11日
内閣転送 2011年11月16日
答弁書受領日
2011年11月22日
提出から11日
答弁の項目数
6
質問 1,023字/答弁 797字

質問本文

平成十九年九月八日シドニーでのAPEC首脳会談で、安倍首相とプーチン大統領は、極東海域での海棲生物の資源管理を強化するため、ロシア船舶による密漁密輸出対策として日露間で協力し得る措置をとることを検討することを目的として、密漁密輸出問題に関する日ロ協議を東京で開催することで一致し、同月二十六日、二十七日の両日、水産物の密漁密輸出対策に関する日ロ関係省庁会議が東京で開催されている。右を踏まえ、質問する。

一 ロシアにおける密漁密輸出防止に向け、今日まで日ロ間で我が国としてどのような協力ができるかについて、前文で触れたような会議を開催し、二国間での協議が行われてきていると承知するが、それに向けた二国間協定の締結に向けた議論は、現在どのような進捗状況にあるのか説明されたい。

二 本年九月二十六日と二十七日、北海道稚内市、紋別市で、日ロの密漁・密輸出対策に関する現地説明会が水産庁の主催で行われていると承知するが、右が開催された経緯につき、説明されたい。

三 二の説明会と同趣旨の会議は、稚内市、紋別市以外の場所で開催されているか。

四 我が国がロシアと密漁密輸出防止のために協力をし、二国間協定の締結を目指していることは、言うまでもなく我が国全体に関わることであると考える。三で、稚内市、紋別市以外の場所で説明会が開催されていないのなら、それはなぜか説明されたい。

五 二の説明会の出席者は、誰が、どのような基準で選定し、誰によってどのような方法をもって開催の案内をしているのか説明されたい。

六 我が国がロシアと密漁密輸出防止のために協力をすることは、我が国全体、特に北海道の経済に大きな影響を与え得るものであると考える。二の説明会につき、北海道選出の国会議員に対して、事前にその開催を周知し、内容を説明しているか。

七 六で、事前に開催を周知し、その内容を説明しているのなら、その対象となった国会議員の氏名並びに周知、説明した人物の官職氏名、周知、説明の方法並びに内容を明らかにされたい。

八 二の説明会につき、国民の代表である国会議員、特にこの問題に関して政府に対して質問をする等、大きく関与している北海道選出の国会議員に案内を出しているか。出しているのなら、当該国会議員の氏名を明らかにされたい。

九 政府として、二の説明会により、日ロの密漁・密輸出対策に関する政府の取り組みに対する国民の理解は深まったと認識しているか。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一について

ロシア連邦の法令に違反して行われる水産物の漁獲及び輸出の問題への日露両国による対策(以下「本対策」という。)に関しては、これまで六回にわたって日露両国の関係省庁による会議(以下「日露関係省庁会議」という。)を開催してきており、平成二十三年六月に行われた第六回の日露関係省庁会議では、日露双方は、本対策の分野での協力の重要性を踏まえ、二国間の国際約束を作成する可能性も念頭に置きつつ、今後の協力の在り方について検討を続けていくことについて一致したところである。

二について

本対策に関する現地説明会(以下単に「現地説明会」という。)は、漁業者、加工流通業者等の関係者に日露関係省庁会議における議論の状況を説明するとともに、これら関係者の意見を聞くために開催したものである。

三及び四について

現地説明会の開催場所については、本対策を進めていくことにより影響を受ける関係者が多いと思われる場所を候補として、あらかじめ北海道庁と協議した上で、北海道稚内市及び紋別市を開催場所としたものであり、これら二市以外の場所では現地説明会を開催していない。

五について

現地説明会は、北海道稚内市及び紋別市の漁業者、加工流通業者等が幅広く参加することが望ましいため、水産庁が北海道庁に対し現地説明会の開催を連絡するとともにその周知を依頼し、北海道庁が関係団体を通じて開催の案内を行い、参加希望者を募集したものであり、現地説明会の出席者の選定は行っていない。

六から八までについて

政府としては、現地説明会について、国会議員に対して、お尋ねのような「事前にその開催を周知し、内容を説明」したり、「案内を出している」という事実はない。

九について

政府としては、現地説明会の開催により、本対策について、関係者の理解を深めることができたと考えており、今後とも引き続き、このような取組を進めていく考えである。

衆議院の原文

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