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運転免許自主返納制度に関する質問主意書

衆議院 第180回 第389号

提出者
自由民主党・無所属の会
提出日
2012年8月27日
内閣転送 2012年8月29日
答弁書受領日
2012年9月4日
提出から8日
答弁の項目数
4
質問 596字/答弁 743字

質問本文

老化や病気による身体機能の低下などで、高齢者が運転中に重大な事故を引き起こす事案が徐々に発生してきている。そのため、青森県警では三年前から自主的に運転免許証を返納した高齢者を支援する運転免許自主返納制度が始まった。この制度を更に充実・拡充させ、高齢者の運転による重大事故抑止に取り組むことは極めて重要と考える。

従って、次の事項について質問する。

一 現在、運転免許を持つ六十五歳以上の高齢者数は何人になっており、運転免許を持つ全体の何パーセントを占めているのか示されたい。

二 運転免許の返納者数について、この三年間で具体的にどのように推移してきているのか示されたい。

三 二に関連し、返納者数の推移について、国はどのように分析し認識を持っているのか、野田内閣の見解如何。

四 私の地元青森県警における運転免許自主返納制度では、返納後に申請して取得する「運転経歴証明書」を支援協賛店で提示をすれば、色々な特典や割引サービスを受けることができる。これにより、運転免許返納者数に比例して運転経歴証明書の交付数も伸びている。このような返納制度について、全国的にどのようになっているのか示されたい。

五 一〜四に関連し、運転免許自主返納制度について、今後、国は警視庁や各道府県警と連携して具体的にどのように取り組み、高齢者の運転による重大事故抑止に努めていくのか、野田内閣の見解如何。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一について

警察庁の「運転免許統計」によれば、平成二十三年末現在、運転免許(仮運転免許を除く。以下同じ。)を受けている者(以下「運転免許保有者」という。)のうち、六十五歳以上の者の数は千三百十八万九千六百三人であり、全運転免許保有者数に占める割合は約十六・二パーセントである。

二及び三について

警察庁の「運転免許統計」によれば、道路交通法(昭和三十五年法律第百五号)第百四条の四第二項の規定に基づく運転免許の取消し(以下「申請による運転免許の取消し」という。)を受け、同法第百七条第一項の規定に基づき運転免許証を都道府県公安委員会に返納した者(同条第二項の規定により他の種類の運転免許に係る運転免許証を交付された者を除く。)の数は、平成二十一年は五万千八十六人、平成二十二年は六万五千六百五人、平成二十三年は七万二千七百三十五人であり、増加している。

この増加の理由については、様々な要因があると考えられるが、申請による運転免許の取消しの制度が周知されてきたことが要因の一つであると考えられる。

四について

申請による運転免許の取消しを受け運転免許証を返納した者に対し、公共交通機関の運賃を割り引く措置が、ほとんどの都道府県において講じられており、また、このほかにも様々な措置が地域の実情に応じ講じられているものと承知している。

五について

警察庁としては、今後とも、申請による運転免許の取消しの制度について積極的な広報に努め、その周知を図るとともに、関係機関等の協力を得て四についてで述べた措置を充実させることにより、身体機能の低下等により自動車等の運転に不安を覚える高齢者が運転免許証を返納しやすい環境整備が図られるよう、都道府県警察を促し、道路交通の安全確保に努めてまいりたい。

衆議院の原文

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