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常磐相互銀行不正融資に関する質問主意書

衆議院 第19回 第1号

提出者
衆議院
提出日
1953年12月11日
内閣転送 1953年12月12日
答弁書受領日
1953年12月18日
提出から7日
答弁の項目数
0
質問 550字/答弁 242字

質問本文

衆議院議長 堤 康次※(注) 殿

常盤相互銀行不正融資に関する質問主意書

常盤相互銀行上野支店と取引のある台東区新坂本町八番地高千穂交通株式会社々長片山満治に対し、常盤相互銀行は、二口にて三百七十万円を貸付け、正式利子日歩三銭のほか過去六箇月にわたり月四分の高利の二重裏利子を取つている事実があり、なお、同会社は、常盤相互銀行に(一口百万円也の無尽を四十口昭和二十七年七月より)総額四千万円也の契約があり、内十二本の給付を受けたるも、本年十月十五日に一本、十一月十五日に一本計二口で二百万円也の給付を受けられるにもかかわらず、給付を実行せず、そのため事業にさてつをきたし、年末を控え六十人の職員をかかえて非常な苦境に立ち至つているが、いやしくも大蔵省が監督する正当な金融機関が、かかる不正な融資をなし中小企業者を苦しめているのは誠に寒心に耐えない。

相互銀行は、中小企業の専門機関として政府預託金等も大幅に注入されているにもかかわらず、やみ金融会社と同じ行為を行う悪らつな不正業務を行つて善良なる業者を泣かせるようなかかる行為に対し、大蔵省は如何なる取締並びに監督権を発動するか政府の責任ある答弁を要求する。

中小企業金融の円滑化に対する政府の今後の施策に関し、あわせて解答を煩したい。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

相互銀行に対しては、相互銀行法に基き大蔵省において厳重監督を行い、金融機関の公共性と中小企業金融の専門機関としての使命の達成に遺憾のないよう指導を行つている。従つて若し顧客に対し金融機関としてふさわしくないような行為があるならば、事実を調査の上直ちに是正の措置を講ぜしめることといたしたい。

なお、中小企業金融の円滑化については、中小企業金融機関の育成強化、中小企業金融のための財政資金の確保、中小企業者の信用力の強化等に今後とも格段の努力を重ねてゆきたいと考えている。

右答弁する。

衆議院の原文

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