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航空自衛隊恩納分屯基地に保管されていたPCB汚泥の搬出・運搬と処理に関する再質問主意書

衆議院 第190回 第199号お答えすることは困難 ×4

提出者
社会民主党・市民連合
提出日
2016年3月17日
内閣転送 2016年3月23日
答弁書受領日
2016年3月29日
提出から12日
答弁の項目数
3
質問 1,392字/答弁 774字

質問本文

私は、平成二十八年二月十八日に「航空自衛隊恩納分屯基地に保管されていたPCB汚泥の搬出・運搬と処理に関する質問主意書」(以下、質問主意書という)を提出し、同年二月二十六日に政府答弁書(以下、政府答弁書という)を受領したものである。

右政府答弁書と答弁書受領後に私が防衛省に照会し、入手した情報に照らすと、PCB汚泥の搬出・運搬業務及び処理業務に係る入札において、官製談合があった疑いが極めて強い。実際、一部業者と政界関係者、官僚らが複雑に絡んで官製談合がおこなわれている、との情報が私の下に寄せられている。

他方、質問主意書四の�Aで問うたPCB汚泥処理後の残滓物の処理状況に対する政府の答弁は、極めて不誠実な内容となっている。

PCB汚泥とその廃棄物は、国民の健康と生命を害し、環境を破壊する毒性の高いものであるため、保管や搬出・運搬、処理にあたっては、極めて高い安全性の確保が求められていることは、質問主意書でも指摘したとおりである。当然、処理後の残滓物も例外ではない。

以下、再質問する。

一 去る二月二十六日、私が政府答弁書受領後に防衛省へ照会したところ、旧米軍恩納通信所内の旧汚水処理施設で発見されたPCB汚泥の搬出・運搬業務及び処理業務に関する落札額はそれぞれ六千六百十五万円、一億四千七万円であるとの回答を得た。その上で、これらの金額を政府答弁書に示された予定価格で除したところ、落札率はそれぞれ九十九・一四パーセント、九十九・九七パーセントになった。

同様に、航空自衛隊恩納分屯基地内の旧汚水処理施設で発見されたPCB汚泥の搬出・運搬業務及び処理業務に関する落札額はそれぞれ七千五百九十万円、二億六千百六十九万円であるとの回答を得た。その上で、これらの金額を政府答弁書に示された予定価格で除したところ、落札率は共に百パーセントになった。

�@ かかる落札額及び落札率に誤りはないか、政府の見解を示されたい。なお、事実と異なるとの認識であれば、正しい数字を明らかにされたい。

�A 右四業務の全てにおいて落札率が九十九%を超えているとすれば、官製談合の疑いは極めて高いと考えるが、政府の見解を示されたい。なお、政府として官製談合はなかったと断言できるのであれば、かかる疑念を払しょくするに十分な理由を明らかにされたい。

二 私が質問主意書四の�Aで問うたPCB汚泥処理後の残滓物の処理状況に対する政府の答弁は、「福島県いわき市に所在するひめゆり総業株式会社(以下、ひめゆり総業という)の最終処分場において適切に処理されたものと承知している」というものだった。

�@ 株式会社クレハ環境において、焼却方式で処理されたPCB汚泥約四百六十一トンの残滓物の総量及び成分並びにひめゆり総業における処理方法を明らかにした上で、政府が右答弁で「適切に処理された」とする根拠を具体的に説明されたい。

�A 政府答弁書四で、焼却方式で処理されたPCB汚泥約四百六十一トンについて「全て適切に処理されたものと認識」し、処理後の残滓物についても「適切に処理されたものと承知している」と答えているが、いつ、誰に確認し、「適切に処理された」と認識、または「適切に処理された」と承知するに至ったのか。それぞれについて日付及び確認先を明らかにした上で、その根拠を具体的に説明されたい。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一について

航空自衛隊恩納分屯基地(以下「恩納分屯基地」という。)内で保管していたポリ塩化ビフェニル等を含む汚泥(以下「本件汚泥」という。)を処理するに当たり、会計法(昭和二十二年法律第三十五号)第二十九条の六第一項の規定に基づき予定価格の制限の範囲内で最低の価格をもって申込みをした者を契約の相手方として、適正に契約を行ったところであり、御指摘の落札額及び落札率について相違はない。

また、入札の落札率が高いとの外形的事実のみをもって直ちに私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(昭和二十二年法律第五十四号)違反及び入札談合等関与行為の排除及び防止並びに職員による入札等の公正を害すべき行為の処罰に関する法律(平成十四年法律第百一号)第二条第五項に規定する入札談合等関与行為として問題とすることは困難である。

二の�@について

お尋ねの「残滓物の総量及び成分」については、その全てを正確に把握することが困難であるため、お答えすることは困難であるが、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和四十五年法律第百三十七号)第十二条の三の規定に基づき最終処分が終了した旨が記入された産業廃棄物管理票によれば、本件汚泥については、株式会社クレハ環境(以下「クレハ環境」という。)により無害化処理が行われ、その「残滓物」については、ひめゆり総業株式会社の管理型最終処分場に搬入され埋立処分されたと承知している。

二の�Aについて

お尋ねについて網羅的にお答えすることは困難であるが、本件汚泥の処理を委託した恩納分屯基地及び沖縄防衛局においては、当該処理を受託したクレハ環境より産業廃棄物管理票を受領した都度、本件汚泥の処理状況を確認し、最終的に受領した産業廃棄物管理票により、本件汚泥及び御指摘の「処理後の残滓物」は全て適切に処理されたことを確認している。

衆議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

お答えすることは困難 ×4

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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