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第六十回国際原子力機関総会での石原宏高内閣府副大臣の演説に関する質問主意書
衆議院 第192回 第21号
質問本文
平成二十八年九月二十六日にウイーンで始まった国際原子力機関(IAEA)の年次総会で、石原宏高内閣府副大臣は、MOX燃料を使用するプルサーマル発電を推進し「プルトニウムを着実に利用する」ことを強調する演説を行った。この演説の内容に関して疑義があるので、以下質問する。
一 原子力発電所に関し、「設置自治体の理解も得ながら、再稼働を進めていく」との演説に関し、「理解も得ながら」というのは、具体的にどういう行為、状態であれば「理解を得た」と判断するのか、さらに「設置自治体の理解」だけで充分と考えているのか、政府の見解を示されたい。
二 「プルサーマルの推進によりプルトニウムを着実に利用する」と演説しているが、これは現在、日本が保有するプルトニウム量を減らすことを意味しているのか、それとも単にプルトニウムを利用することだけを意味しているのか、政府の見解を示されたい。
三 「世界に開かれた形で廃炉・汚染水対策を進め」と演説しているが、世界に開かれた形での汚染水対策とは具体的にどんな対策のことなのか、政府の見解を示されたい。
右質問する。
政府答弁書
一について
原子力発電所の再稼働を進める際には、政府として、「エネルギー基本計画」(平成二十六年四月十一日閣議決定)において、「国も前面に立ち、立地自治体等関係者の理解と協力を得るよう、取り組む」こととしており、御指摘の演説ではその趣旨を述べたものである。
二について
政府としては、プルトニウムの利用について、「エネルギー基本計画」において、「利用目的のないプルトニウムは持たないとの原則を引き続き堅持」し、「プルトニウムの回収と利用のバランスを十分に考慮しつつ、プルサーマルの推進等によりプルトニウムの適切な管理と利用を行う」こととしており、御指摘の演説ではその趣旨を述べたものである。
三について
政府としては、国際社会に対し、廃炉・汚染水対策で得られたデータ等の積極的な情報発信を行うとともに、国内外の知見、技術等の結集及び活用を図りながら、廃炉・汚染水対策を進めていくこととしており、御指摘の演説ではその趣旨を述べたものである。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。