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吉野復興大臣の「指摘されて初めてわかった」ことに関する質問主意書
衆議院 第193回 第292号
質問本文
五月八日、衆議院予算委員会で吉野復興大臣は、民進党金子恵美議員より所信的な発言で原発事故について言及がなかったことについて質問された際に「原発災害の一丁目一番地を選挙区としている私にとりまして、所信で原発災害という言葉は述べませんでした、でも、私にとっては命をかけて原発災害を払拭するということをやっているわけでございます。福島県知事の内堀知事とお話をしたときにも、福島県は今、平時ではないんだ、有事なんだというお言葉、お話をいただきました。ですから、御指摘されて初めてわかったわけでありますので、これからも、原発災害がこれからの復興の原点である、私はこういう考えでこれからの復興行政に取り組んでいきたいと思います。」と答弁しています。
以上を踏まえ質問します。
一 吉野復興大臣は、所信的な発言で原発事故について一切触れていないことをいつ認識したのか。
二 東日本大震災犠牲者追悼式典での式辞で安倍総理が原発事故への言及が無く批判されたので、大臣としての最初の発言で原発事故への言及が無かったら批判される、という認識は持っていなかったのか。
三 この所信的な発言で原発事故についての言及をしなかったのは、内閣としての方針なのか。
四 五月八日の答弁の「ご指摘されて初めてわかった」ことというのは、何をさしているのか。
所信的な発言で原発事故についての言及がないことが指摘されて初めてわかったことなのか。
原発災害からの復興が原点であるということが指摘されて初めてわかったことなのか。
福島県が今は平時ではなく有事だということが指摘されて初めてわかったことなのか。
五 上記のことを指摘されるまでわからないという意識の方は、復興大臣に不適格だと考えるがいかがか。
右質問する。
政府答弁書
一及び四について
吉野復興大臣は、平成二十九年四月二十七日の衆議院東日本大震災復興特別委員会及び同日の参議院東日本大震災復興特別委員会における復興大臣就任に当たっての発言(以下「所信発言」という。)について、同月二十八日の衆議院東日本大震災復興特別委員会において、「原発事故という言葉はございませんでしたけれども、まさに原発事故に対応する諸施策、これをきちんと所信で述べておりますので、言葉足らずの点がございましたら、それはここで、言葉足らずであったということを御理解願いたいと思います」と発言しているところであるため、所信発言の中に「原発事故」という言葉が含まれていなかったことを同委員会の時点で認識したとの趣旨で、同年五月八日の衆議院予算委員会において、「御指摘されて初めてわかった」と発言したものと承知している。
二について
お尋ねについては、平成二十九年四月二十八日の衆議院東日本大震災復興特別委員会において、吉野復興大臣が「今言われてみて、反省をしているところです」と発言したとおりである。
三について
吉野復興大臣が所信発言において、原子力災害からの福島の復興及び再生に関して、教育、医療、介護等の生活環境の整備を推進することや帰還困難区域について「特定復興再生拠点」の整備を図ること等を述べたとおり、政府としては、引き続き、原子力災害被災地域の復興に向けて全力を尽くしてまいりたいと考えている。
五について
吉野復興大臣は、所信発言において、「復興大臣として、これまでの安倍内閣の方針に従い、現場主義に徹して被災地の意見をよく伺い、被災者に寄り添いつつ、復興の司令塔としての機能をしっかり果たしながら、復興を更に加速化させてまいります」と発言しているとおり、安倍内閣の一員として、その職責を全うしていくものと考えている。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。