Kurage 質問主意書アシスト

ことばで探す › 衆議院 第202回

「新型コロナウイルス接触確認アプリ」の運用に関する質問主意書

衆議院 第202回 第14号お答えすることは困難 ×3趣旨が明らかではない ×3承知していない ×1

提出者
無所属
提出日
2020年9月16日
内閣転送 2020年9月18日
答弁書受領日
2020年10月2日
提出から16日
答弁の項目数
6
質問 1,496字/答弁 1,605字

質問本文

政府が、令和二年六月十九日から運用を開始した「新型コロナウイルス接触確認アプリ」(以下「アプリ」という。)について、運用開始から三か月が経過した。これまでのダウンロード数は九月十五日現在で約一千六百九十二万件とされているが、令和二年五月二十五日の新型コロナウイルス感染症に関する安倍内閣総理大臣記者会見において、安倍内閣総理大臣が発言した「人口の六割近くに普及」には、ほど遠い状況である。これに関連して、以下質問する。

一 アプリのダウンロード数が「人口の六割近く」に全く届いていない状況において、アプリを運用する意義はあるのか。「人口の六割近く」に達していない状態でのアプリの運用に新型コロナウイルス感染症の感染拡大を抑制する効果はあると考えているのか、政府の見解を示されたい。

二 前回の答弁書(内閣衆質二〇一第二六七号)では、「政府として具体的な目標値は設定していない」とされていたが、その後、政府としてアプリのダウンロード数について具体的な目標値は設定されたか。目標値が設定されているのであれば、目標値達成のためにどのような対策を講じるのか。また、ダウンロード数が「人口の六割近く」に達していない理由について、政府の見解を示されたい。

三 九月十五日現在において陽性登録件数が七百六十七件とされている。これまでにアプリへの陽性登録によりアプリから新型コロナウイルス感染症の陽性者との接触があった旨の通知を受けた者について検査を実施し、当該通知を受けた者の陽性が確認された事例は何件あったのか。その他アプリを介して陽性が確認された事例について政府は承知しているか。

四 アプリへの陽性登録に必要な処理番号(厚生労働省が所管する新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システムから当該陽性者に対して発行された番号をいう。以下同じ。)の発行が遅いとの報道がある。その原因の一つとして、処理番号を発行するハーシス(新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システムをいう。以下同じ。)を取り巻く状況があり、一部の保健所がハーシスに完全に移行していないこと、ハーシスに対応する保健所の人員不足等があると報道されている。なお、ハーシスについては、「発症日」等のデータが把握できない、入力しづらい等の改善すべき点も報道されている。ハーシスの改善すべき点に関する対策を含めた処理番号発行手続改善のための対策について、政府の見解を示されたい。

五 アプリによる陽性者との接触に係るプッシュ通知があっても、アプリを開くと「接触は確認されませんでした」と表示される不具合が指摘されており、厚生労働省が調査しているとの報道があった。また、スマートフォンのOS(オペレーティングシステム)の接触チェックの記録と、アプリ上での記録における陽性者との接触確認の結果に違いが生じる不具合も報じられている。これらの不具合を把握しているか。また、把握している場合、解消に向けての取り組みについて回答されたい。

六 政府CIOポータルに掲載された「接触確認アプリ及び関連システム仕様書」(二○二○年五月二十六日新型コロナウイルス感染症対策テックチーム)四頁に「本アプリを導入した利用者は、日常的に本アプリの導入からの日数や日々の全接触回数(相手が陽性者か否かにかかわらず接触した回数)を確認ができ、行動変容のための情報として活用する。」とあるが、「日々の全接触回数(相手が陽性者か否かにかかわらず接触した回数)を確認」する機能は実現されるのか。実現されるならばいつ実現されるのか政府の見解を示されたい。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一について

令和二年六月十九日から運用を開始した「新型コロナウイルス接触確認アプリ」(以下「アプリ」という。)については、利用者数が増加しているところであり、新型コロナウイルス感染症の感染が確認された者がアプリに新型コロナウイルス感染症の陽性者(以下「陽性者」という。)である旨の登録を行うことにより、陽性者と接触した可能性のある者に通知が届き、当該通知を受けた者が新型コロナウイルス感染症に係る検査の受診等につながるサポートを早く受けることができるなど、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の防止につながるものと考えている。

二について

お尋ねの「具体的な目標値」については、現時点では設定していない。また、お尋ねの「ダウンロード数が「人口の六割近く」に達していない理由」については一概にお答えすることは困難であるが、「経済財政運営と改革の基本方針二○二○」(令和二年七月十七日閣議決定)において「接触確認アプリの機能向上と普及を促進する」こととしていることを踏まえ、引き続き、関係省庁と連携しつつ、地方公共団体、経済団体等の関係者や利用者の協力を得ながら、アプリの普及を促進していきたい。

三について

「これまでにアプリへの陽性登録によりアプリから新型コロナウイルス感染症の陽性者との接触があった旨の通知を受けた者について検査を実施し、当該通知を受けた者の陽性が確認された事例は何件あったのか」とのお尋ねについては、政府としてそのような「事例」を網羅的に把握しておらず、お答えすることは困難であるが、地方公共団体の公表資料、報道等を通じて、そのような「事例」があったことは承知している。また、お尋ねの「その他アプリを介して陽性が確認された事例」については、その意味するところが明らかではないため、お答えすることは困難である。

四について

お尋ねの「処理番号発行手続改善のための対策」の意味するところが必ずしも明らかではないが、新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システムについては、保健所や医療機関等の意見を踏まえつつ、引き続き、利便性の向上等の改善を図ってまいりたい。

また、「今後を見据えた保健所の即応体制の整備について」(令和二年六月十九日付け厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部事務連絡)において、都道府県等に対して、これまでの新型コロナウイルス感染症対策に係る保健所の業務を踏まえ、必要な人員体制の整備等の保健所の即応体制の整備に取り組むよう、お願いしているところである。

五について

御指摘の「アプリによる陽性者との接触に係るプッシュ通知があっても、アプリを開くと「接触は確認されませんでした」と表示される不具合」及び「スマートフォンのOS(オペレーティングシステム)の接触チェックの記録と、アプリ上での記録における陽性者との接触確認の結果に違いが生じる不具合」の意味するところが必ずしも明らかではないが、アプリの利用者から、スマートフォンに陽性者との接触の可能性について通知が行われる一方で、アプリにおける「過去十四日間の接触」の画面において「陽性者との接触は確認されませんでした」と表示される事例があることが報告されていることは承知している。現在、こうした事例の発生状況等を踏まえ、順次原因の調査を行っており、当該調査の結果を踏まえた必要な対応を行っているところである。

六について

お尋ねの「「日々の全接触回数(相手が陽性者か否かにかかわらず接触した回数)を確認」する機能」の「実現」については、現在、内閣官房の新型コロナウイルス感染症対策テックチームにおいて、令和二年五月二十六日に同チームが策定した「接触確認アプリ及び関連システム仕様書」に沿って、スマートフォンのオペレーティングシステムの提供事業者と調整しているところであり、その具体的な時期等については未定である。

衆議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

お答えすることは困難 ×3趣旨が明らかではない ×3承知していない ×1

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

似た質問主意書

件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。

提出 2021年5月28日 岡本 充功(立憲民主党・無所属) 答弁 2021年6月8日
衆議院 第204回 第148号承知していない ×2
提出 2020年5月1日 中谷 一馬(立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム) 答弁 2020年5月15日
提出 2022年3月4日 長妻 昭(立憲民主党・無所属) 答弁 2022年3月15日
提出 2020年5月22日 早稲田 夕季(立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム) 答弁 2020年6月2日
提出 2021年6月7日 櫻井 周(立憲民主党・無所属) 答弁 2021年6月18日
衆議院 第204回 第166号
提出 2021年6月11日 松原 仁(立憲民主党・無所属) 答弁 2021年6月25日
衆議院 第204回 第196号

この論点で次の質問を書くなら

アシストで並べる