Kurage 質問主意書アシスト

ことばで探す › 衆議院 第204回

AIを活用した結婚支援の取組みを含む地域少子化対策重点推進交付金の活用等に関する質問主意書

衆議院 第204回 第20号お答えすることは困難 ×3趣旨が明らかではない ×2

提出者
無所属
提出日
2021年1月29日
内閣転送 2021年2月3日
答弁書受領日
2021年2月9日
提出から11日
答弁の項目数
7
質問 1,382字/答弁 1,248字

質問本文

少子化社会対策大綱(令和二年五月二十九日閣議決定)では、「少子化の主な原因は、未婚化・晩婚化と、有配偶出生率の低下であり、特に未婚化・晩婚化(若い世代での未婚率の上昇や、初婚年齢の上昇)の影響が大きいと言われている。」とされている。また、同大綱では、若い世代の結婚をめぐる状況について、「男女共に多くの人が『いずれ結婚する』ことを希望しながら、『適当な相手にめぐり会わない』、『資金が足りない』などの理由でその希望がかなえられていない状況にある。」とされている。

結婚については、個人の自由な意思決定に基づくものであり、個々人の決定に特定の価値観を押し付けたり、プレッシャーを与えたりすることがあってはならないことは当然であるが、政府として、結婚を希望する者に対し、地方自治体を通じて支援を行うことは、少子化対策に有効な手段の一つであると考えられる。政府は、これまで地方自治体が行う少子化対策に対し、様々な支援を行ってきた。令和二年度補正予算及び令和三年度予算においても、地方自治体が行う結婚支援、結婚・子育てに温かい社会づくり・機運醸成の取組みを支援するため、地域少子化対策重点推進交付金(以下「交付金」という。)として、それぞれ十一・八億円、八・二億円が計上されているところである。地域少子化対策等について、以下のとおり質問する。

一 我が国の総人口は、平成二十年をピークに減少局面に入っている。交付金を活用した地方自治体の少子化対策事業における、平成二十年以降の成婚数及び出生数減少に対する効果を把握しているか。把握しているのであれば、その施策の効果として具体的に成婚数及び出生数がどれほど増加したと考えているのか。明らかにされたい。

二 内閣府は令和二年度の第三次補正予算及び令和三年度の当初予算を合わせて交付金二十億円を計上している。当該両予算においてどのような成果を求めているのか。数値目標を具体的に定めているものがあれば明らかにされたい。

三 交付金を活用した地方自治体による婚活支援は、民間事業者による婚活支援との棲み分けをどのように考えているのか。

四 結婚は個人の問題であることから、結婚のためのマッチングシステムの構築等に交付金として税金を投入することに対し、公平性等の観点から懸念を抱く国民もいると考えられるが、政府としてどのような見解か。

五 内閣府は今般の予算において、地域少子化対策重点推進交付金における、地域少子化対策重点推進事業の重点課題事業として、「AIを始めとするマッチングシステムの高度化」の支援を行うこととした。

1 この「AIを始めとするマッチングシステムの高度化」において、具体的にどの程度の予算の支出を予定しているのか。

2 当該支援をするに当たりこれまでの施策と違いどのような効果を期待しているのか。また、マッチングシステムの高度化とは具体的にどのようなことを想定しているのか。

3 地方自治体が「AIを始めとするマッチングシステムの高度化」を行うには、AI(人工知能)を用いてビッグデータを活用することが前提となると考えられるが、政府は、各地方自治体のビッグデータの保有状況を把握しているか。また、今回の事業を行うにあたり、どのような手法により収集し、どのような形で使用することを想定しているのか。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一について

個々人の結婚や妊娠・出産には、様々な要素が影響を与えるものであることから、お尋ねの「交付金を活用した地方自治体の少子化対策事業における、平成二十年以降の成婚数及び出生数減少に対する効果」のみを定量的に把握することは困難であるが、地域少子化対策重点推進事業は、地方公共団体が行う結婚支援等の取組を支援することで、地域における少子化対策の推進に寄与しているものと考えている。

二について

政府としては、令和二年度一般会計補正予算(第三号)及び今国会に提出している令和三年度一般会計予算における地域少子化対策重点推進事業により、地域における少子化対策の一層の推進を図ることができるものと考えており、同事業の定量的な成果指標として、地域における少子化対策の推進状況に係る長期的な数値目標を、今後、内閣府において定めることとしているところである。

三について

御指摘の「棲み分け」の具体的に意味するところが必ずしも明らかではないが、地域少子化対策重点推進事業においては、地方公共団体が適切と認める法人又は法人以外の団体に同事業を委託する等して実施することができることとしているところである。

四について

政府としては、我が国における少子化の進行を踏まえ、個々人の結婚や妊娠・出産、子育ての希望の実現を阻む隘路の打破に強力に取り組み、個々人の希望の実現を後押しするとともに、結婚や妊娠・出産、子育てに希望を持つことができる環境づくりに取り組む必要があると認識しており、「少子化社会対策大綱」(令和二年五月二十九日閣議決定)に基づき、結婚は個人の自由な意思決定に基づくものである点に十分留意して取り組む地方公共団体による総合的な結婚支援の取組に対する支援を行っているところである。

五の1について

内閣府においては、令和二年度一般会計補正予算(第三号)における地域少子化対策重点推進事業の一つとして「AIを始めとするマッチングシステムの高度化」を盛り込んでいるところ、これに要する経費について、地域少子化対策重点推進交付金の予算額十一・八億円の内数として計上しているが、現時点において、地方公共団体からの申請に基づく交付決定を行っていないため、具体的な見込額をお示しすることは困難である。

五の2について

「AIを始めとするマッチングシステムの高度化」は、AIの活用等、従来のシステムに比べ利用者のマッチングの可能性を高めるためのより高度な機能を有するシステムを用いた取組であり、これにより、地域における少子化対策の一層の推進を図ることができるものと考えている。

五の3について

お尋ねの「各地方自治体のビッグデータの保有状況」の具体的に意味するところが明らかではないため、お答えすることは困難である。また、内閣府においては、「AIを始めとするマッチングシステムの高度化」の実施に当たり、同システムの利用者の同意に基づき提供された情報を用いた適切な取組を行う地方公共団体を支援しているところである。

衆議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

お答えすることは困難 ×3趣旨が明らかではない ×2

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

似た質問主意書

件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。

提出 2019年5月13日 古本 伸一郎(国民民主党・無所属クラブ) 答弁 2019年5月24日
提出 2020年11月10日 古本 伸一郎(立憲民主党・社民・無所属) 答弁 2020年11月20日
衆議院 第203回 第13号
提出 2020年6月10日 丸山 穂高(無所属) 答弁 2020年6月19日
提出 2020年11月27日 松原 仁(立憲民主党・社民・無所属) 答弁 2020年12月8日
衆議院 第203回 第54号趣旨が明らかではない ×1
提出 2025年6月12日 落合 貴之(立憲民主党・無所属) 答弁 2025年6月24日
衆議院 第217回 第260号趣旨が明らかではない ×1
提出 2021年5月31日 浜田 聡 答弁 2021年6月11日
参議院 第204回 第76号お答えすることは困難 ×1
提出 2023年12月1日 馬場 雄基(立憲民主党・無所属) 答弁 2023年12月12日
衆議院 第212回 第81号趣旨が明らかではない ×1

この論点で次の質問を書くなら

アシストで並べる