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防衛力強化に係るシミュレーションに関する質問主意書

衆議院 第211回 第54号お答えすることは困難 ×1

提出者
立憲民主党・無所属
提出日
2023年4月24日
内閣転送 2023年4月26日
答弁書受領日
2023年5月9日
提出から15日
答弁の項目数
3
質問 746字/答弁 470字

質問本文

岸田総理大臣は、今般の防衛力強化の検討に際し、「極めて現実的なシミュレーションを行った上で、必要な防衛力の内容を積み上げた」(令和五年一月二十六日衆議院本会議・岸田総理大臣等)旨述べている。しかし、政府が示したシミュレーションの資料(令和五年二月二十二日衆議院予算委員会理事会・政府提出)からは、現実的かつ精緻な検討が行われたことが全く読み取れず、この説明は、到底、国民が納得できるものではない。そこで、以下質問する。

一 このシミュレーションは、政府のどの機関が、どの程度の期間をかけて行ったものか。

二 このシミュレーションは、どの程度の数のパターン行ったのか。

三 このシミュレーションの各シナリオ、結果その他その内容は、特定秘密に指定されているのか。

四 このシミュレーションの中に、石油・天然ガスの輸入が途絶又は著しく困難となった場合を想定したものがあるか。

五 仮に問四の答えが「ある」であるならば、当該シミュレーションの中に、次のものはあったか。

1 台湾海峡有事あるいは中台間の緊張の激化(例えば中華人民共和国による台湾の封鎖。2において同じ。)により台湾付近の民間船舶の航行が困難になったことに伴うもの

2 台湾海峡有事あるいは中台間の緊張の激化が起こり、その際に日本への石油や天然ガスの輸出国が中華人民共和国を支持し、日本への輸出をしない政策をとったことに伴うもの

六 このシミュレーションの中に、中華人民共和国及びロシアとの間で同時に有事となった場合を想定したものがあったか。

なお、問四から問六は、政府がそれぞれの条件の下でのシミュレーションを行った事実があるかを問うものであるので、「仮定の質問には答えられない」との答弁をすることがないようにされたい。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一及び二について

御指摘の「シミュレーション」については、令和四年十二月十六日に閣議決定された国家安全保障戦略等の策定に係る検討の一環として、防衛省において一年以上にわたり各種事態への対応を想定して自衛隊の能力を検証するなど多様な検討を行ったものであり、お尋ねの「どの程度の数のパターン行ったのか」については、これを明らかにすることにより、我が国の防衛力整備に当たり、どの程度の数の事態に備えているかが推察され、我が国の防衛に支障を来すおそれがあるため、お答えすることは困難である。

三について

お尋ねの「シミュレーションの各シナリオ、結果その他その内容」といったシミュレーションの詳細は、特定秘密の保護に関する法律(平成二十五年法律第百八号)の定めるところにより特定秘密に指定されているところである。

四から六までについて

御指摘の「シミュレーション」においては、お尋ねのような場合は想定していない。いずれにせよ、我が国の防衛政策や防衛力整備は、特定の国や地域を脅威とみなし、これに軍事的に対抗していくという発想に立っているものではない。

衆議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

お答えすることは困難 ×1

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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