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年間最大八千億円超の残薬に関する質問主意書

衆議院 第219回 第196号検討してまいりたい ×1

提出者
立憲民主党・無所属
提出日
2025年12月12日
内閣転送 2025年12月17日
答弁書受領日
2025年12月23日
提出から11日
答弁の項目数
1
質問 693字/答弁 717字

質問本文

二〇二五年五月九日衆議院厚生労働委員会において厚生労働大臣に残薬問題について質した。薬剤師が一人の患者さんの自宅を訪問して、二百万円もの残薬があることが発覚した事例や、政府の科研費での研究で残薬が年間最大八千七百四十四億円あるとの試算も紹介した。残薬を薬局に持参してアドバイスを受ける「ブラウン・バック運動」もあるが普及していないということにも触れながら、これら巨額の残薬問題について「残薬対策について政府として本腰を入れていただくために、残薬対策のワーキングチームを厚生労働省の中につくっていただけませんか」と質問すると、厚生労働大臣より「今、各部局においてしっかり検討していただいています。チームの設置をする必要性も含めて検討を進めてまいりたいと思います」との答弁があった。そこでお尋ねする。

一 「今、各部局においてしっかり検討していただいています」とあるが、答弁から半年以上が経過した今、その検討の内容や結果について具体的にお示し願いたい。

二 「チームの設置をする必要性も含めて検討を進める」とあるが、結局、残薬対策チームを設置することが決定したのか否か。お示し願いたい。

三 高市内閣は巨額の医療費がムダになっている残薬対策に本気で取り組むおつもりがあるのか否か。お示し願いたい。現内閣は、ムダに切り込まず、命にかかわる医療を削るような姿勢が見受けられるが、いかがお考えか。お示し願いたい。

四 内閣として、残薬対策として具体的に取り組んでいる内容、又は、これから取り組もうとしている内容を具体的にお示し願いたい。

雑な答弁で答弁漏れがないようにお願いしたい。

右質問する。

衆議院の原文経過

政府答弁書

一から四までについて

政府としては、御指摘のような「命にかかわる医療を削るような姿勢」を取っておらず、御指摘の「残薬対策」については、令和七年五月九日の衆議院厚生労働委員会において、福岡厚生労働大臣(当時)が「これまでも診療報酬において、薬剤師による残薬解消に資する介入を促進するため、例えば電子処方箋などのデジタル技術の活用による重複投薬であったり飲み合わせの悪い薬の服薬の防止、また、かかりつけ薬剤師、薬局の促進による服用薬剤の一元的、継続的な把握、そして、・・・服薬に支援が必要な方に対します外来服薬支援などに対しての評価を設けてきたところ・・・診療報酬における残薬対策の在り方については、引き続き中医協において検討を進めてまいりたい」と答弁しているところ、同年十二月十九日に開催された中央社会保険医療協議会総会においては、資料総−三「個別事項(その十九)残薬対策」において、「残薬対策についての現状と課題」として「調剤報酬においては、残薬調整にかかる疑義照会等の業務に対して、外来・在宅それぞれの場合に報酬上の評価を設けているが、薬の一元的把握に関する要件や評価項目はない」等の現状に対して、「薬局薬剤師による外来患者に対する残薬確認の実効性を高める観点から、残薬状況を薬剤服用歴に明記して継続的に管理することや、患者や家族の求めに応じて患家訪問し残薬確認を行うことの評価について、どのように考えるか」等を論点として議論が行われているところであり、厚生労働省において、当該議論も踏まえながら、必要な検討を進めることとしており、御指摘のような「チーム」については、現時点では、必ずしも設置する必要があるとの結論には至っていない。

衆議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

検討してまいりたい ×1

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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