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駐留軍使用の東富士演習場における土地賃貸借契約の未締結問題の解決並びに農業用水の不足緩和と災害防止措置に関する質問主意書

衆議院 第27回 第1号検討してまいりたい ×1

提出者
衆議院
提出日
1957年11月5日
内閣転送 1957年11月6日
答弁書受領日
1957年11月12日
提出から7日
答弁の項目数
0
質問 842字/答弁 549字

質問本文

衆議院議長 ※(注)谷秀次 殿

駐留軍使用の東富士演習場における土地賃貸借契約の未締結問題の解決並びに農業用水の不足緩和と災害防止措置に関する質問主意書

一 駐留軍使用の東富士演習場における昭和三十二年度土地賃貸借契約がいまだ締結されていないことは土地所有者又は権利者の立場を無視した所為ではなはだ遺憾に思うが如何。

そこで、これを解決する方法として政府は土地所有者あるいは権利者と懸案の次の諸問題が合意されなければならないと思うが政府の見解如何。

(1) 契約面積は土地台帳の面積に代る共有地を分割した時の分割実測面積(既に地元から調達庁へ提出済)を対象とすべきである。

(2) 契約内容としての土地の各地目(山林 切替畑 芝生地 採草地 宅地)面積は実際とは相当相違したものが従来契約されていたが本年度の契約にはこれを是正して各地目毎実際の面積を契約内容とすべきである。(資料は地元から既に提出済)

(3) 各地目の借上料単価(坪当月額)は地元市長と調達庁不動産部長との間に昭和三十二年十月十日交換された覚書に基くものであること。

但し採草地は他の地目と同様に地力を基準とした単価(即ち三十五銭)とすべきである。

二 被害山林の損害補償に関して評価時に借料支払年数を被害時の林令から控除したものを被害林令とする事は借料の解釈をわい曲した措置によるもので借料と損害補償とは明確に区別して処理すべきものであると思うが如何。

三 東富士演習場内水源かん養林あるいは治水林の約三千五百町歩が被害を受け保水が減退あるいは喪失し降雨時は悪水となつて土砂とともに流失し七日から十日ぐらい晴天が続くと湧水を枯かつして飲料水かんがい用水が不足を来たし関係農民は多大な災害(人工的)を受けている。

これが対策は特別損失の防止対策として揚水事業、特別防災事業の全体計画を地元から提出してある(約三十六億円)。これを昭和三十三年度中に完結し農民の不安を解消する事がぜひとも必要と思うが如何。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一 土地賃貸借契約については、農地を除き現在いまだに契約が締結できないのはまことに遺憾に堪えないが懸案の諸問題の措置については次のように考える。

(1) 契約面積は、土地台帳面積によることを原則とする方針であるが、分割実測面積については検討することとしたい。

(2) 契約内容である土地の各地目の是正については、目下実態調査を行つているので、その結果により是正して行きたい。

(3) 各地目の坪当月額賃借料の算定方式は、昭和三十一年度に実施したものに準ずる。

また、採草地については、従来どおり土地賃借料と入会慣行の阻害による補償を行うことを適当と考える。

二 本演習場における山林の賃借料は、調達庁と地元関係者との了解に基いて、通常の森林経営を行つた場合の年間純収益をもつて一箇年の賃借料としている。

したがつて、本賃借料適用時期以降においては演習場として提供されているために森林経営上被むる損失はすべて賃借料により補てんされているのでその時期以降立木被害が生じたときは、本賃借料適用時期の材積で補償することは適当な措置と考える。

三 地元から陳情があつた三十六億円の事業費の要望に関しては、目下検討中である。

防災工事等については、昭和三十三年度以降も実情に応じ実施して行きたい。

右答弁する。

衆議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

検討してまいりたい ×1

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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