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昭和四十一年度予算の編成に関する質問主意書

衆議院 第51回 第2号

提出者
衆議院
提出日
1966年1月31日
内閣転送 1966年2月2日
答弁書受領日
1966年2月8日
提出から8日
答弁の項目数
1
質問 467字/答弁 2,133字

質問本文

衆議院議長 山口喜久一郎 殿

昭和四十一年度予算の編成に関する質問主意書

冗費を節約し、予算の効率化を図ることは、財政に課せられた重要課題である。よつて昭和四十一年度予算の編成に当たつて、政府は、次の諸点について、いかなる措置をとつたか、この際、その計数的内容を詳細に承りたい。

記

一 昭和四十一年度予算における行政経費節約額はどれだけか。また、その主たる費目別にその内容を明確に説明されたい。

一 昭和四十一年度予算における義務的経費、当然増、計画増等経費の総額はいかほどか。また、その主たる費目別にその金額等の内容について説明されたい。

一 (イ) 昭和四十一年度予算における補助金、負担金、交付金、補給金及び委託費の総額はいかほどか。また、その内容の概要を説明されたい。

(ロ) 政府は、昭和四十一年度予算において、どの程度補助金等を整理したか、その整理額と主たる項目について説明されたい。

一 昭和四十一年度予算における新規経費の総額はいかほどか。また、その主たる費目別にその金額等の内容について説明されたい。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一、昭和四十一年度予算における行政経費節減額については、別紙一のとおりである。

一、昭和四十一年度予算における義務的経費の増加額については、別紙二のとおりである。

一、昭和四十一年度予算における補助金等の総額及び整理合理化については、別表三のとおりである。

一、昭和四十一年度予算における新規経費については、別紙四のとおりである。

右答弁する。

別紙1

昭和41年度予算における行政経費節減額調

1. 昭和39年9月4日閣議決定に基づく欠員不補充措置の継続による人件費の節減額

4,080百万円

2. 旅費予算額の約1割を節約することによる節減額

1,806百万円

3. 事務の合理化等を見込むことによるその他物件費等の節減額

3,242百万円

4. 合 計

9,128百万円

別紙2

昭和41年度予算における義務的経費の増加額調

(単位 百万円)

総 額

244,013

(主なる内訳)

生活保護費の医療扶助費等の増

11,569

厚生年金保険給付費の増

5,662

国民健康保険療養給付費関係費の増

22,133

国民年金の拠出年金被保険者数の増、福祉年金受給者数の増及び前年度改善分の平年度化による増

7,467

結核医療給付費の増

4,370

失業保険受給者の増等に伴う失業保険費負担金の増

7,414

旧軍人恩給等前年度改善分の平年度化等による恩給関係費の増

19,683

国債償還費の減

△

8,341

国債利子等の増

35,149

国税三税の減収等に伴う地方交付税交付金の減

△

24,156

韓国経済協力費等の増に伴う特殊対外債務処理費の増

10,579

揮発油等税収増に伴う道路整備事業費の増

14,803

災害復旧費の増

24,268

農業保険国庫負担金等の増

6,511

食糧管理特別会計への繰入の増

22,300

給与改定及び昇給原資等の増

77,931

別紙3

1 昭和41年度補助金、負担金、交付金、補給金及び委託費調

2 補助金等の整理合理化について

(1) 補助金等の整理合理化については政府としては、補助金等合理化審議会の答申に沿い、例年努力してきたところである。とくに41年度予算編成にあたつては、すでに目的を達した補助金や、効率の低い補充金等を整理すると共に、制度の合理化、運用の適正化をはかることにより予算の節減をはかつた。

(2) 整理合理化の内訳

(イ)

廃止したもの

54件

廃止額

2,576

百万円

(廃止した主な補助金等)

農 林 省 所 管

生鮮食品総合小売市場施設費補助金

149

百万円

運 輸 省 所 管

日本国有鉄道新線建設費補助金

896

移住船改装助成金

221

国際線航空乗員訓練費補助金

350

(ロ)

前年度より減額したもの

80件

減額した額

6,914

百万円

(減額した主な補助金等)

文 部 省 所 管

義務教育諸学校給食用脱脂粉乳購入費補助金

288

百万円

公立諸学校建物其他災害復旧費補助金

897

厚 生 省 所 管

清掃施設整備費補助金

1,433

簡易水道等施設整備費補助金

501

農 林 省 所 管

農業改良資金助成補助金

373

通商産業省 所 管

炭鉱整理促進費補助金

820

(ハ)

なお、このほか、補助金等に終期を定める(21件)など合理化に努めた。

別紙4

昭和41年度予算における新規経費調

(単位 百万円)

総   額

38,065

(主なる内訳)

総  理  府

沖繩義務教育教職員給与費 1/2 援助

1,904

(経済企画庁)

豪雪地帯対策特別事業(雪上車)

100

(科学技術庁)

低温流通機構の調査

200

大  蔵  省

アジア開発銀行出資

3,600

文  部  省

高度へき地学校パンミルク給食費補助

310

同和地区高等学校等進学奨励費補助

25

青少年向映画対策費

73

へき地学校学校風呂整備

16

留守家庭児童会育成事業

51

厚  生  省

がん予防対策費(検診車等)

237

重症心身障害児(者)対策費

527

福祉年金受給対象者拡大

928

母子ミルク支給範囲拡大

21

農  林  省

農業信用保険事業助成

4,400

振興山村農林漁業特別開発事業

774

肉用牛繁殖育成センター及び肉用牛繁殖素牛導入

177

野菜生産出荷安定事業助成

244

冷凍水産物流通改善事業試験実施

130

通 商 産 業 省

発展途上国一次産品輸入促進基金

300

万国博覧会開催準備

260

中小企業共同工場建設貸与資金

1,600

大型重要技術研究開発

1,030

繊維工業整備特別対策

550

無資力鉱害調整交付金

150

中小企業小売商連鎖化

122

運  輸  省

遠洋海難対策

596

労  働  省

職業転換対策事業費のうち新規給付

211

建  設  省

古都保存事業費補助

200

都市開発資金融通特別会計へ繰入

500

道路整備事業費のうち交通安全施設等整備事業(含北海道)

5,545

自  治  省

選挙人名簿作成調査費補助

490

(注) 上記の調は、41年度において新しい制度として、新規に予算計上したものを掲げた。

衆議院の原文

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