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電力制限に関する質問主意書
衆議院 第6回 第56号お答えすることは困難 ×1
質問本文
衆議院議長 ※(注)原喜重※(注) 殿
電力制限に関する質問主意書
日立製作所水戸工場の原料部においては、普通鋼・鑄鋼・鍜鋼の生産をしているが、普通鋼第三・四半期生産割当量は四、〇〇〇トン、これを生産するため今までは購入鋼塊と自家製鋼塊によつていたが、生産価格の補給金撤廃によりやむなく自家製鋼塊のみによらなければならなくなつた。その自家製鋼塊は全面的に電気炉によるもので、その電力使用量は
即ち割当量では到底問題にならず、これは皆追加割当あるいは余剩特配を貰うことにより切り抜けて来たのであるが、今度の通産省・安本告示第一号によりこの追加割当あるいは余剩特配の深夜電力を打ち切られるとするならば、生産は正に半減せざるを得ず、これにより原料部の労働者は二〇〇名も職を奪われる。現在においてもすでに一八〇名の帰休を出している現状で、これ以上労働者に犠牲を強いることは誠に遺憾である。
この告示は緩和されるべきであるが如何。
石炭豊富なる今日、未嫁働力発電所(日立火力、発電力一二、〇〇〇K・W・H)を再開することによつて当地区における電力に対する特別の配慮をすることはできないか。(ちなみに茨城県の使用量は五四、○○○K・W・Hである。)
右質問する。
政府答弁書
本年十月二十五日附通商産業省、経済安定本部告示第一号は、電力需要が点灯時の発電力を上廻つたため供給側において電力の緊急しや断を行わざるを得なかつた事態に対し、電力需給の均衡を保持して緊急停電を防止するため点灯時の産業用動力を停止すべく採られた措置である。
しかして深夜間以外の時間、特に点灯時に需要が上廻るのは、深夜に使用せらるべき余剩特配電力の一部が深夜以外の時間に使用せられたり、余剩特配が当然あるものとして、これを消化し得る如く、工場の操業上の都合により、基本割当電力量の使い方を深夜において引下げ、深夜以外の時間に尖頭負荷が上昇するようにしている工場もあつて、これらが点灯時の尖頭負荷を著しく高める原因をなしている。従つて余剩特配電力が点灯時に影響しないよう使用されていれば、特配を停止する必要はないのであるが、そのようなことは必ずしも全面的には守られていなかつたため、遺憾ながら閣議決定の停電防止諸施策の一つとして、停電の絶滅が確認せられるまでは、差当り特配の全面停止を採らざるを得なかつたのである。しかしながら、十一月十五日に至つて出水状況が好転したので、電力使用状況につき監視可能の工場を指定し、緊急しや断の生ぜざる限り余剩電力の特配を認めることとし、その旨各通商産業局に通知してあり、当該工場もこれが指定がなされているのであるが、出水状況も良好でなく停電防止の立前上量的には少量にとどまつたものである。
なお、関東配電会社所属日立火力発電所の稼動については、設備の関係もあり全稼動は困難であるが、極力稼動を促進いたしたい。
右答弁する。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。