Kurage 質問主意書アシスト

ことばで探す › 衆議院 第75回

ヒロセ電機の労使紛争に関する質問主意書

衆議院 第75回 第21号

提出者
衆議院
提出日
1975年5月22日
内閣転送 1975年5月24日
答弁書受領日
1975年6月13日
提出から22日
答弁の項目数
4
質問 462字/答弁 1,099字

質問本文

衆議院議長 前尾繁三郎 殿

ヒロセ電機の労使紛争に関する質問主意書

横浜市港北区菊名町に本社を置くヒロセ電機株式会社(以下会社という)の労使紛争について次の事項について質問する。

一 昭和五〇年二月五日ごろより会社は不況を理由に進退伺いをさせるようなことを実施したため、労使の紛争に加えて、労働関係法規に違反するという事件が起こつているが、その経過と現状について明らかにされたい。

二 会社の従業員で全国金属労働組合に加入している労働組合又は組合員から労働基準法違反についての申告、警察に対しての告訴、人権侵害についての人権擁護委員会への申し立てなどが出されたと聞いているが、その件数、内容、処理状況について明らかにされたい。

三 労働組合から不当労働行為救済申し立てが東京都労働委員会に行われているが、その内容と進行状況を明らかにされたい。

四 会社における労使の紛争について、週刊紙、毎日新聞などで世論の糾弾を会社は受けているが、政府、労働省はいかなる経営者への指導並びに解決策があるのか明らかにされたい。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一について

ヒロセ電機株式会社(以下「会社」という。)においては、昭和五十年二月初めに、各工場ごとに、全従業員に対し、会社幹部から業績不振に伴う会社の危機が訴えられたが、これに応じてほとんどの従業員から提出された進退伺いに基づき、会社は、百九名の従業員に対し、同年二月二十日付けをもつて退職とする旨を文書で通知した。この結果、会社を退職した者は、現在までのところ約百名であると聞いている。

なお、右の退職問題に関し、所轄労働基準監督署に対して、会社の従業員等から、労働基準法の解釈について相談があつたが、申告、告訴等を受けた事実はない。

二について

1 労働基準法違反に係る申告については、総評全国金属労働組合東京地方本部品川地域支部ヒロセ電機分会(以下「分会」という。)の組合員等から、昭和四十九年三月から昭和五十年五月までの間に、会社の大崎工場において労働基準法第三十九条等の違反の事実があるとして、所轄労働基準監督署に対し、計五件の申告が行われたので、所轄労働基準監督署では臨検監督を実施した。その結果、労働基準法第三十九条、第八十九条等の違反の事実が認められたので、所轄労働基準監督署は、事業主に対して、これを是正するよう勧告を行つたところである。

2 警察に対する告訴については、所轄警察署において、昭和四十九年五月十四日から同年六月二十五日までの間に、会社において発生した暴行、傷害等被疑事件について、分会側から六件、会社側から三件、計九件の告訴を受けたので、所轄警察署ではこれらについて所要の捜査を行い、同年九月二日、東京地方検察庁に送致し、同地方検察庁では、同年十二月二十七日、不起訴処分とした。

3 人権侵害に係る申告については、分会の組合員から、昭和四十九年五月から昭和五十年四月までの間に、会社が不当労働行為による人権侵犯を行つた事実があるとして、東京法務局に対し、計二件の申告が行われ、現在、同法務局において調査中である。

三について

労働委員会に対する不当労働行為救済申立てについては、分会等から、昭和四十八年十一月から昭和五十年四月までの間に、東京都地方労働委員会に対し、会社が不利益取扱い、団体交渉拒否及び支配介入を行つたとして、計四件の不当労働行為救済申立てが行われ、現在、これらの事件は、同地方労働委員会に係属中であると聞いている。

四について

政府としては、労使当事者の自主的解決への努力を期待しつつ、紛争の解決促進のために採り得る諸措置について更に検討を進めるとともに、労使の話合いを促進する等紛争の早期かつ円満な解決のために努力してまいりたい。

右答弁する。

衆議院の原文

似た質問主意書

件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。

提出 1975年1月10日 佐野憲治 答弁 1975年1月17日
衆議院 第75回 第3号
提出 1975年3月27日 日野吉夫 答弁 1975年4月4日
衆議院 第75回 第12号
提出 1975年10月25日 久保田鶴松 答弁 1975年11月4日
衆議院 第76回 第1号
提出 1976年4月12日 竹内猛 答弁 1976年4月30日
衆議院 第77回 第5号
提出 1978年4月10日 山本政弘 答弁 1978年4月18日
衆議院 第84回 第26号
提出 1981年11月26日 山花貞夫 答弁 1981年12月18日
衆議院 第95回 第17号
提出 1987年8月25日 本間章 答弁 1987年9月22日
衆議院 第109回 第19号

件名の語が重なる質問主意書

提出 1976年11月2日 戸田 菊雄 答弁 1976年11月19日
参議院 第78回 第11号

この論点で次の質問を書くなら

アシストで並べる