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占領軍と日本人とに関する質問主意書

衆議院 第9回 第168号

提出者
衆議院
提出日
1950年12月2日
内閣転送 1950年12月3日
答弁書受領日
1950年12月9日
提出から7日
答弁の項目数
0
質問 441字/答弁 250字

質問本文

衆議院議長 ※(注)原喜重※(注) 殿

占領軍と日本人とに関する質問主意書

敗戰、占領下、そんなことでは解釈しきれぬ不快な昨今、占領を口実としたあまりにも不当な日本民族や、日本の政治経済産業への干渉に我慢のならない気持のわくのを禁じえない。

国会開会中にポ政令の公布による国会審議権の無視、議員の質問に対する関係方面を逃げ口上にした答弁、労働者の集団行動、思想に対する制限、農村供米への強圧等、日本国内法規には解しえない違法行為の公然化等、実に独立を奪われた自由人として憤激を禁じえないものがある。

古人も「納得させねば協力せず」というのが自由人の信條だというが、あまりにも米国本位の日本支配のように思われる。この政治に納得しえぬものが日に日に多くなつている。そしてこのための犯罪は激増している実情ではないか。

政府は、このような人達に対していかなる対策を持つているか。あいかわらず、政令違反と牢獄と重労働のみを用意しているのみか。他に対策があればそれを示めされたい。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

「ポツダム」宣言の受諾によつて、無條件降服をしたわが国として、占領政策に対し、誠意を以つて協力すべきは当然であるが、これを口実として政治、経済、産業等の上に不当な干渉を加え、又は真面目で建設的な思想、言論、出版等を抑圧しているような事実はなく、従つて、そのような理由によつて、犯罪が激増しているとは到底考えられない。しかしながら、占領政策に対する虚僞又は破壞的な批判、交渉等に名を借りる惡質な集団暴行行為等いやしくも法令に違反する行為に対しては、今後といえども嚴重に取り締る考えである。

右答弁する。

衆議院の原文

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