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沖縄県北部の水源地帯における米軍演習に関する質問主意書

衆議院 第94回 第44号承知していない ×1

提出者
衆議院
提出日
1981年6月5日
内閣転送 1981年6月6日
答弁書受領日
1981年6月19日
提出から14日
答弁の項目数
4
質問 1,020字/答弁 534字

質問本文

衆議院議長 福田 一 殿

沖繩県北部の水源地帯における米軍演習に関する質問主意書

沖繩県北部の福地ダム水系は、県人口の八〇パーセント、八十八万人がこれを利用している県民のかけがえのない水ガメである。

この水源地帯においてアメリカ海兵隊が傍若無人の演習を行つている事実が判明し、県民の大きな憤激を呼んでいる。

私が、去る三月三十日の本院外務委員会において、米軍がダムの湖岸に設置した構築物やダムの集水地域内に仮設便所や空きカン等のごみクズを放置している写真を提示し、水源地を汚染しているこのような演習を即刻中止させるよう要求したのに対し、政府は、演習の状況を調査し施設使用条件に違反しているかどうかについて検討したい旨を表明した。

この件に関し、問題提起からすでに二ヵ月余を経過し、今国会の会期も終了しようとしている今日、なお何らの報告もないことは極めて遺憾である。

水源地帯における米軍演習を一切中止させるよう重ねて要求し、以下のとおり質問する。

一 演習・訓練の状況に関する以下の質問に答えられたい。

1 米軍は、福地ダムの完成以降、同ダムの水源地帯においてどのような演習・訓練を行つているか、実施年月日ごとにその内容を明らかにされたい。

2 同じく福地ダムの湖面を使用しての演習・訓練についても、実施年月日ごとにその内容を明らかにされたい。

二 水源地帯での演習・訓練に際し、米軍は屎尿、ゴミ等の処理をどのように行つているのかを明らかにされたい。

また、なぜ、私が写真で示したような仮設便所やゴミが放置される事態が生じたのかについても明らかにされたい。

三 米軍は、水源地帯での演習訓練に際し、どのような汚染防止策を講じているのかを明らかにするとともに、以下の諸点についても明らかにされたい。

1 汚染防止のための規定はあるのかないのか。またあるとすれば、その作成権者及びタイトルを明らかにされたい。

2 その規定の要点及び規定に違反したときの処分の大要についても明らかにされたい。

四 昭和四十九年の本院内閣委員会において、当時の大河原政府委員は、いわゆる地位協定の二 ― 四 ― bに移行した際の湖上訓練については、水中爆破は一切行わない、恒久建造物はつくらない、仮設建造物は使用後撤去する、貯水池の汚染防止に万全の措置を講ずるという四条件を付すと述べているが、米側はこの四条件について受け入れる旨を表明しているのか。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一について

合衆国軍隊が、施設・区域として提供されている北部訓練場において、その使用条件の範囲内で各種の訓練を行うことは当然のことであり、政府としては、それらの訓練内容の詳細を逐一把握する立場にはない。

しかしながら、特に、福地ダムの施設・区域内の湖面を使用した訓練について米側に照会したところ、昭和五十四年以前の記録はないが、昭和五十五年には月一回の割合でゴム・ボートによる訓練を行つたということである。

二について

し尿については、簡易便所を使用してドラムかんに貯留し、油で燃焼させた後地中に埋め、ゴミについては、地中に埋めていると承知している。

なお、米側に対して、より一層清潔の保持に留意するよう注意を喚起した。

三について

合衆国軍隊は、二についてにおいて述べた措置をとるなど、汚染防止について十分に配慮して訓練を行つていると承知しており、これまで汚染につながるような訓練を行つたということは承知していない。

なお、同軍隊は、訓練の実施につき同軍隊内部の規定を設けていると承知しているが、具体的にいかなる規定を設けているかは、同軍隊の内部問題である。

四について

御指摘の四条件は、昭和四十九年、日米合同委員会において合意されているものである。

右答弁する。

衆議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

承知していない ×1

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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