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概念

バイブトレーディング(Vibe Trading)

AIと対話しながら取引戦略を育て、バックテストの数字で検証する自動売買の運用スタイル

バイブトレーディングとは、AIと対話しながら取引戦略を育て、バックテストの数字で検証する自動売買の運用スタイルです。コードをAIに書かせる開発スタイル「vibe-coding(バイブコーディング)」から派生した考え方で、Kurageシリーズ全体に貫かれる中核コンセプトです。

基本原則

仮説は人間、コードはAI、判定は数字

この分業が回り始めると、戦略づくりは「プログラミングの苦行」ではなく仮説を検証していくゲームに変わります。プログラミングができなくても、日本語でAIに「東京時間のレンジをブレイクしたら順張りで入る戦略を書いて。損切りはレンジ幅の半分で」のように伝えるだけで始められます。

オープンソースのトレーディングターミナル nofx が掲げる 「The model proposes. The runtime disposes.(モデルは提案し、ランタイムが処分する)」 も、この原則を別の言葉で表したものです。AIは自由にアイデアを提案できますが、最終的に採否を決めるのはコードで強制されたリスク制御とバックテストの結果です。

重要な作法

Kurageシリーズでの実装

プロダクト 役割
kfreqai 暗号資産の自己改善型ボット。毎時のレジーム分類、1日3回のリスク指示、決済ごとのAI検死に加え、1日1回LLM研究員が1週間分の教訓と実績から仮説を提案し、自動バックテストで採否を判定
kfxai FX版。rule_based / local_llm / x402の判断バックエンドを切替。paper / practice / liveモードを持ち、walk-forward検証でML方向予測を棄却し、セッションブレイクアウトのみ運用
kcbrain / kfxbrain 「いま入ってよい相場か」を判断するAIゲート。判断だけを返し注文は実行しない。kfxbrainはTradingAgents・FinGPT・AI Hedge Fund・FinRobot・FinMemをvendorに固定したFX向け構造化API群で、失敗時はフォールバックせず明示的なエラーを返す
ksbrain 日本株の根拠追跡型インテリジェンスAPI。証拠IDを明示した分析を提供し、仮説の反証材料を収集できる
nofx 戦略が言語モデルであるOSSトレーディングターミナル。Goランタイムがポジション上限・レバレッジ・ストップロス等をコードで強制し、公開リーダーボードで実現リターンを比較できる
kfinanalyst / ktajp リサーチ・反証材料集め、仮説づくりの材料集め。kfinanalystは会員ごとのウォッチリストから日本語マーケットレポートを生成し、ktajpはマルチエージェントが日本株を討論するWebサービス

信頼境界との関係

バイブトレーディングでは、trust-boundaryの考え方が徹底されます。頭脳(判断API)は取引所認証情報を持たず、注文も執行しません。最終的なリスクゲートは人間が動かすボディ側(OSSのkfreqaiやkfxai、nofxのランタイムなど)が持ちます。nofxはこの原則を最も明確に体現しており、モデルがどんな注文を要求しても、コードで定義されたハードリミットを越えられない構造になっています。

また、paper-trading(ドライラン)で戦略を検証してから実資金に移すのも、この運用スタイルの重要な要素です。

決済基盤

有料の判断APIやレポート生成はx402による従量課金(USDC on Base / JPYC on Polygon)が使われ、会員登録やサブスクは不要です。kfreqaiのリスクチェック・サイズチェック、kfxbrainの判断API、ktajpの1分析単位の課金などがこの仕組みに乗っています。

出典

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